山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

負け犬の未来。

今日は、日本テレビのワイドショー「情報ツウ」の取材だった。 いつもなら、取材といえば、私が撮影にでかけることを言うけれど、今日は、私が取材される側でした。 かつて、ペット番組に長く出演していたし、映画のシナリオの賞などでもインタビューを 受け…

パンツのゴムが伸びても。

風邪で一日中寝ていたので、打海文三の「1972年のレイニーラウ」と角田光代の「太陽と毒グモ」を読む。2冊読み終わって、本を閉じると、なんだか、時代の断絶を感じた。 少し前に、高樹のぶ子の「透光の樹」を読んだけど、よく作家は男女別に語られるこ…

死ぬまでにしたいこと

大人計画の「いけにえのひとびと」を見にいった。 満席の世田谷パブリックシアター。芝居はひさしぶり。 ア、一か月くらい前に同じ劇場でなんか見たな。しかし、恐ろしくつまんなくて、 ずっと寝てた。 誘ってくれたひとに悪いなあと思って隣を見たら、その…

雨の日はかなしい

雨の日は、さびしい。なにもなくても悲しい。 そして、なにもしたくない。 ずっとうずくまっていたくなる。 しかし、これでいいのだ。 生物の(というのは広すぎた)動物の習わしなのだ。 かつて私たちは洞窟などに暮らしており、 雨の日に外に出ると、濡れ…

白金愛人通り

今日はひさしぶりに白金台へ行って、「利庵」という店でそばを食べた。 そばの味はあまりわかんないけど、ここは美味しいと言われている。 白金には、もうひとつ、「三合庵」というそばやがあって、ここもそば通には有名。いつも混んでるけど。 って、そばの…

パリでお仕事2

エッフェル塔です。 でも、もうすでに東京に戻ってきてしまいました。 あっという間の一週間。さすが、お仕事だとhpに書き込んでいる暇も体力もなく、すぐに時は過ぎるものなり。 パリって日本より一か月くらい早く冬になる。太陽はめったに顔を出さないし、…

パリでお仕事1

パリに来ている。 今日は、撮影で使う小道具を探しにのみの市へ行く。こんなものが売り物になるのか、というほど何でも売っている。すでに目的を果たした物たちがもう一度なにかの役に立とうと寒空の下に並んでいる。当初の目的は過ぎても、物たちにはまだ使…