山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴァレンタイン、近し、騒がし。

ぼんやりしていたら、1月が終わってしまった。 あと一月我慢すれば、暦の上での春がやってくる。 いやあ、今年の冬はキツかった。寒かった。それも、もうすぐ終わるんだ、と思えば、なんとか辛抱できるかな。 2月になると、新聞の折り込み広告やネット上で…

人生で起こったことはすべて○○にせよ。

渋谷で、映画「ジョージ・マイケル~素顔の告白」を見る。 ジョージマイケルは、ご存じ80年代からのイギリスのポップシンガー。 特別、ジョージマイケルのファンかといえば、そうでもないんだけど、最近、この手の「これまでのドキュメンタリーのイメージ…

思いつめても。

仕事でも恋愛でも人間関係でも、いろいろ困ったことや解決しづらいことなどがあったりして、どうしたものかと悩み、ぐずぐずし、さんざん、考えたりするものだが、ある日、フト、例えば、歯を磨いているときなどに、「まあ、いいか、どうでも」とふっきれた…

多少の不幸は創作の味方?

WOWOWで「CSIニューヨーヨーク」と「グレイズ・アナトミー」と続けてみる。 CSINYは、科学捜査班のニューヨーク版。刑事のひとたちが化学的手法で、殺人事件の犯人を割り出す。「グレイズ・アナトミー」はシアトルにある病院の研修医のお話。ERの研修医版に…

青春映画と会議そして、眠い

午後から映画「シムソンズ」の試写会へ行く。 カーニングという競技の女子チームを題材にしたお話。実際にあった話に取材しているそうだ。 泣けて楽しい青春映画、といったところ。 そのあと、春から始まる番組の企画会議へ。 初めてのひともいたけど、親し…

眠れない夜は朝になる。

ずっと昼夜が逆転していて、困り果てた結果、睡眠薬を試すことにした。 これまでも何回か、寝ないで昼間打ち合わせにでかけ、帰ってきてから、どんなに眠くても、25時くらいまでは寝ないで頑張っていた。すると、深夜になると急に眠気がひいて、24時間以上…

わかりやすい小説の謎

昨晩は、「ひきこもり文化論」を読み終わった。 そのまま続けて、同じく斎藤環氏の「家族の痕跡」を読んでいる。 「ひきこもり文化論」について、印象に残ったことを書きます。 本の最後の方に、ひきもこりを主人公にした、村上龍氏の「共生虫」という小説に…

動物のように泣く

久しぶりにテレビを見たら、(ほら、あの人が逮捕されたから)、知らないCMが多くて、むしろ、CMに目を奪われてですね、今、猛烈にキムチ鍋が食べたい。 キムチ鍋の元のCMを見たからですね。単純です。でも、キムチ鍋するとしても、キムチ鍋の元は使わないけ…

同姓同名の怪

同姓同名っていうのは、面白い。 久しぶりに、自分の名前で検索してみたら、 (はしたないですかしら?でも、本や番組の評判についての書き込みを見るにはこれが一番なわけで、時々やっております) どうも、山田あかねさんというAV女優さんがいらっしゃるよ…

センチメンタルな雪と戯れて

今日は、桐野夏生さんの「ローズガーデン」を読んだ。 ううむ。しかし、これってどうなのかしら。 桐野さんはデビュー作「顔に降りかかる雨」で村野ミロという誠に魅力的で、それまでの女性探偵にはなかったキャラクターを造詣したと思う。その新しさには脱…

ギャンブラーとして生きる。

昨日は、インディアンの暮らし方と哲学に関する本を読み、多くを望まない生き方を学んでいたんだけど、今日はうってかわって、浅田次郎氏の「カッシーノ!」という、浅田氏が、ヨーロッパ各地のカジノを巡る旅行記を読んだ。 普通だったら、なかなか読まない…

インディアンの暮らしに憧れつつも。

天外伺朗さんと衛藤信之さんの共著「イーグルに訊け~インディアンに学ぶ人生哲学」を読む。 昨日は、斎藤環さんの著書のあと、桐野夏生さんの「残虐記」を読んだ。う~ん。確かに、毎日、いっそ狂ってしまいそうな世の中で、だから、トラウマが湯水のように…

トラウマ語りと狂いやすいわたしたち

うひゃ、斎藤環さんという精神科医の「心理学化する社会」を読む。 そもそものきっかけは、最近にわかに桐野夏生フリークになった私が、新潮社から出ている、「THE COOL 桐野夏生スペシャル」というムック(雑誌形態のやつ)を読んだことに始まる。このなか…

結婚の意味というか無意味

フランスで出生率が上がっている、という記事を読んだ。 先進国はどこもそうだけど、子どもの数が減っている。ところが、ここ数年、フランスではその数が戻ってきた、という内容だった。そして、その記事の最後に書いてあったこと。フランスで生まれる子ども…

マジシャンの新年会

今夜は、マジシャン、マギー司郎さんのお仲間の新年会に行く。 マギーさんのお弟子さんの若い衆と、友達のテレビ関係、出版関係者などで楽しく飲む。 興が乗ったマギーさんが、手品を披露してくれて、ますますの盛り上がり。 芸と人生の関係やら、芸人さんの…

朝がぐるぐる

やっつけ仕事のため、徹夜。 そういう日もあるよね。 眠いす。 2時間だけ寝て、起きようっと。 今夜は小さい新年会もあるしな。 前の日は、桐野夏生さんの「ダーク」を一気読みして、徹夜しちゃって、 なにをやってんだか。 人生も生活サイクルもたてなおし…

NONFIX効果?

昨晩、「NONFIX」 「韓国における日本文学のあいまいな軽さ」が再放送になり、そのせいか、昨日からこのブログのアクセス数が飛躍的に伸びている。 たぶん、番組を見た方が、「こいつ何者?」って感じで、私の名前を検索して、ここへ来たのだろう。 そうやっ…

小説家が生まれる夜

阿川大樹さんの「覇権の標的」出版記念パーティーへ、お出かけ。 阿川さんは今年51歳なのだが、噂には聞いていたが、若い、マイナス10歳くらいには見える。 そして、にこやかで優しそうな方だった。 一緒に行った仲良し編集者さんは、「作家さんてどっか…

本読むヒトのいじらしさ。

久しぶりに地下鉄に乗って、気づいたことがひとつ。 それは、「本を読んでいるひとが増えた」ってこと。 いや、本当は前からこれくらいいたのかもしれない。 勝手に、最近は携帯電話にお金をかけて、本なんて読まなくなったという言説(ってずいぶん固い言い…

再放送のお知らせ

昨年12月に放送した、 自作自演番組(こう、書くとなんか悪いことみたいだけど)が再放送されます。 前回、見逃した方は、この機会にぜひにご欄ください。 NONFIX (フジテレビ) 「韓国における日本文学のあいまいな軽さ」 1月15日(日)午前三時10…

プロレス、妊娠、エコー写真、

WOWOWで「お父さんのバックドロップ」という映画を見る。思わず、泣いてしまう。カメラと技術が友達っていうか知り合いだった。おう、金谷ちゃん(CA)さすが。プロレス映画の王道なんだけど、しびれた。役者、みんなすこぶるうまかった。特に主演の宇梶剛士…

胃カメラ、ストーカー逮捕、やさしさ

明日の朝、胃カメラを飲むので、午後8時から何も食べていなくて、激しく空腹。 そりゃあ、普通の暮らしをしていれば、午後8時までに夕食をすませておけばいいけれど、自堕落なわたくしは、午後4時頃起床、6時頃、本人にとっての朝ご飯、深夜12時頃、昼…

本をプレゼント

そういえば、今夜の「Kスタイル」(BS日テレ)という番組で、拙著「ベイビーシャワー」の日本語版と韓国語版をセットにしたプレゼントが始まりました。 韓国では今、日本文学ブームが起こっているというのは、自分で作った番組『NONFIX』でもやったけど、同…

避妊法、インディアン、つながりの妙

一昨日に書いた、「アンジェラの灰」(フランク・マコート著)の下巻を読んだので、その報告。 上巻までは、延々貧乏な子ども時代の話が続くので、面白いとは思いつつ、いつまで続くの~という気分にはなっていた。ところが、下巻に入ると多少事態は変わって…

自分ルール

お正月がゆっくり終わって行く。 といっても、本当は始まりもなにも、メディアとお店以外でじっくりお正月を感じたりしないんだけど。 普通通りにしていても、店が休み以外はなんの問題もない。ここらあたりが、いつも思うことだけど「どこまでやるか」って…

極貧の子ども時代

年が開けてから、あっという間に一週間過ぎる。早いものだなあ。 昼間は「アンジェラの灰」を読んで過ごす。ピューリッツアー賞作品。 『子どもの頃を振り返ると、よく生き延びたものだと思う。もちろん、惨めな子ども時代だった。だが、幸せな子ども時代な…

感涙小説を実体験

年末より、体調がすこぶる悪かったのだが、なかなか病院に行けなくて、というのは、具合が悪すぎるからではなくて、寝過ごすからでした。 が、このままほっておいて、余命半年になっても怖いので、ようやく近所の病院に行きました。 ここは、なぜか外来の受…

美人脚本家ってやつ

そんなわけで、「古畑任三郎」を見る。 三夜目の今夜は、松嶋菜々子さん演じる女性脚本家が犯人とあって、普段よりぐっと興味があった。 だって、まず、三谷さん自身がl脚本家だからどんな風に描くのかなあって思うし、というか、脚本家が殺したいひとって誰…

最近のガキ、フルハタ、自堕落

実は年末よりずっと体調すぐれなくて、ぐったりしている日々。 三が日が終わったら、病院に行こうと思っていたのに、さっそく寝過ごす。 いいのか、そんなことで。 というわけで、一日家でおとなしくしている。といっても、目が覚めたら、J-WAVEのグルーブラ…

カマクラ価格

朝8時過ぎ、一旦都内へ戻る。 いろいろ用事があったのと、渋滞に巻き込まれないために早めに出発。 早起きした甲斐あって順調、9時すぎに懐しい自宅へ。 なにが懐しいって、暖かさ。都内の家は狭いけど、比較的新しいマンションだから、床暖房あり、空調シ…