山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

インフルエンザを看病する

インフルエンザが流行っている。
私はとりあえず、かからなかったけど、親しいひとがかかり、看病をしていた。
熱が40度近く出て、寒気が襲うという日々。
食事を作ったり、頭を冷やしたりした。

病気になったとき、看病されたいひとと、ほっておいてほしいひとがいると思う。
私は断然、ほっておいてほしい方。
ひとりでずっと寝ているほうがいいい。
猫や犬だって調子が悪い時は、おなかを大地にくっつけて痛みが去るまでじっとしている。
痛みが去らなくて、そのまま死んじゃう場合もあるから、じっとする場所はなるべくひとめにつかないところを選ぶ。

そういう死に方がいいな。じたばたしないで。
年をとったら、孫や子供に囲まれて・・っていうのもあんまりいいと思わない。
(子供いないから、大丈夫だけど)
それより、なるべく、誰にも知られずにひっそり消えたいなあ。
(死期がわかったらジャングルに消えて行くタイの象みたいなのがいいなあ)

しかし、精神だけジャングルに消えて行って、つかいものにならない体だけ現世に残ってもなあ。逆もなんだし。

今後の課題に上手に消えるっていうのも入れなくては。

しっかし、いざとなると、全部面倒になる予感もする。
「青春の墓標」(だっけ?)で、自殺する前にお風呂にはいって、ひげをそって、きれいな服を着て、死のうって計画たてるけど、直前で全部がどうでもよくなって、きたないまま死んじゃうっていうのあったよなあ。

などと死際を考えているひとに看病されるひともかわいそうだったかも。
たがかインフルエンザでね。