山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

「クローサー」を見た。

久しぶりの外出ざんまいの一日。
打ち合わせ三件。都内を地下鉄を使って(出発はタクシーだったけどさあ)、あっちこっちへ。
いろんなひとと会っていろんなお話やらお仕事やらをする。ふう。
終わってから、渋谷で「クローサー」の最終回に間に合うことに気づいて走る。

あららってくらい混んでいる。女ばっか。あ、レディスデーってやつか。
うー。
これってどうなの、って時々思う。
私は日本アカデミー協会の会員で、いわゆるロードショーは無料で見ることができる。
(その分、それなりの会費を支払っている)
で、土日や混雑した日はダメってことになってる。はい、わかってます。
けどさあ、最近レディスデーやらメンズデーなんつうのもあって、極端にその日が混んだりするんですよねえ。

混んでいるのでアカデミー通用せず。
1000円払って(そりゃ私もレディだから)「クローサー」を見る。う~ん、なかなか見応えのある作品だった。

ヤフーのレビューに「セカチュー」や「いまあい」が好きなひとにはお勧めできない映画って書いてあったけど、なるほど。非常にわかりやすいお言葉。たぶん、「愛」に関しての認識がまったく違うってことなのよね。ハイ。

監督のマイク・ニコルズは、今年73歳!
にもかかわらず、こんなにも男女のキビを描けるなんて、生涯レンアイ現役なのでしょうねえ。ちょとした「ひっかけ」がいくつかあるんだけど、それはあまり効いてない気がした。
別に、そんなのどうでもいいじゃんって感じの伏線がいくつかありますよ。

まだ、封切られたばかりだからネタばれするようなことは書かないです。もっと時間が過ぎたら、hpのシネレビューにちゃんと感想書きたいと思います。