本日、「曲り角の彼女」(関西テレビ)というドラマを見た。
知り合いが制作しているにも関わらず、今日までみるチャンスがなかった。
なかなかよく出来ていて楽しめた。
ドラマの中で男と女の間に友情が成立するかってことが取り沙汰されていた。
ううむ。
男女間に友情があるかないかはよく話題になるテーマである。
知人(男/プロデューサー)は言下に否定した。
「男女間に友情はない。女として興味のない女に近付いたりしない」
ほほう。
まあ、これが男性一般の意見かと思われる。
女の場合は、性欲を感じない男とも仲良くできるし、自分に得があれば、近付く場合もあるだろう。
一方で、恋愛ってそもそも友情を含む場合もありませんか。
恋愛は友情の上位レベルの感情ではないか、ということ。
ちがう?
「このひといい人だな」という淡い思いから始まる恋愛は、友情もそのなかに含まれるのだ。
一方、会って数時間で、なんだかよくわからないけど、「めちゃひかれた」という野性的な恋愛の場合、友情が入り込むすきはないだろう。
例えば、「友達みたいな夫婦」という関係性がある。けど、「夫婦みたいな友達」ってのもありなのか?
ううむ。
仕事柄、年下の男子がアシスタントにつくことがある。ハードな内容だと、アシスタントと過ごす時間は長いので、「夫婦みたいですね」なんてよく言われる。なるほど、四六時中一緒にいて、寝食をともにするので、夫婦じみてくるわけである。けど、性愛はないわけ。
こういうのってなんだろう。
自分の場合は、(自分のことばかりで申し訳ないけど、自分のことしかわからないから、許してくれたまえよ)、恋愛といっても、そのうち幕はものすごく友情っぽい。友情が成立しないと恋愛になりにくい。ので、一旦恋愛が始まると他に友達がいらなくなる。なぜなら、すべてのことを彼と行うからである。
あ、そうでもないか。
めちゃ恋愛だけの場合もあったなあ。(昔だけど)
ええと。
なんの話かわからなくなりました。
男女間に友情が成立するか、ってことか。
まあ、ありってことに落ち着く。
内心、お互いどう思っているにせよ、友情に近い状態はいくらでもあり得る。友情のまま終わる場合もあれば、恋愛に発展する場合もあるし、恋愛を友情に還元する場合もある。
そんなわけで、実はとことん考えるためには、そもそも「恋愛」とはなにか、「友情」とはなにかをきっちり定義しないと始まらんわ、という気分になりました。そんな昔の青春哲学みたいなこと、ちょっと今はやっている気分ではないので、保留ってことで。
結局、趣味の問題?
恋愛という関係性が好きか、友情という関係性が好きかってことではないかと。
そんなわけで、悩ましいテーマでした。