山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

うすぐらい飲み屋年齢

知り合いの小説家は、若く見えるそうだ。
実年齢は50歳だけど、「うすぐらい飲み屋」なら35歳くらいに思われることが多いと言う。
この話を聞いて、なんだか楽しくなった。

最近は、年齢不詳のひとが多い。10代の女子でも激しいメイクをしていると、20代後半のスレっからしに見えたりするし、黒木瞳さんのようにとても40代に見えない女性もいる。

イマドキは、いろんな技術が発達したから、努力しているかどうか、服装、メイク、生き方などで、結果に大きな差がでている。って、別に若くみえることが一番よいとも思わないのだが。

そういえば、昔から恋多き女性であった先輩も同じことを言っていた。彼女は50代(!)なんだけど、「夜だったら、10代のコにもナンパされるわよ」という強者。確かに、今でも魅力的なひとで、一緒に飲んでいた40代の男性が、「彼女だったらいくつになっても口説きたい」ともらしていた。ふうん。

でもって、キーワードは「うすぐらい飲み屋だったら」ってこと。

おしゃれなバーなどもこれに含まれるけど、まわりを暗くして、顔の部分だけ、強めの照明を当てると、ぐっとキレイに見えるのは、テレビ業界のひとはよく知っている。(だってさあ、照明で美人は作られると言ってもいいくらいなんですよ。同じひとでも照明ひとつで、5歳は若返る。あとの5歳はメイクの力)

そんなわけで、
みなさん、うすぐらい飲み屋にでかけよう。問題はそこで何歳に見えるかだ。
ほんとの年齢なんていいじゃん、気持ちで。

これからは「薄暗い飲み屋で ○歳」と申告することにする。