山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

ネット上の暗殺

明日、というか、すでに今日だけど、12月8日はジョンレノンが暗殺された日だ。
今から25年前、自宅のダコタハウス近くで、ピストルで撃たれてこの世を去った。

撃ったのは、熱狂的なファンとも言える男。彼はジョンレノンを死ぬほどよく知っていただろうけど、ジョンにしてみれば、全然知らないひとだ。暗殺って、自分は全然しらないひとからいきなり殺されることだよなあ。

今だったら、ネット上でさんざん、中傷されたりするわけだ。この手の心理はわからなくないけど、人間の心の闇の部分をてらしだすようで怖いなあ。

よく知っている人に中傷されたり、殺されたりするものいやだけど、知らない人の方がよりいやだなあ。まあ、死んでしまえばどっちであっても同じかもしれないけど。

JーWAVEがずっとジョンレノン追悼特集みたいなのをやっているから、ついつい考えてしまった。40歳だったんだ。無念だっただろうなあ。

そんなことを考えていたら、うちの犬が、少し開けた窓辺に座って、星を見ている。時々、うちの犬たちは、空を見上げている。鳥でも来ているのかな、なんて思って何度か一緒に空を見たことがあるけど、どうも、彼等は具体的なものを見ているわけじゃないようだ。

黒く光るハナを天に向けているから、空を見上げているように見えるけど、あれは、ハナで周囲の情報を獲得しているんだと思う。犬の嗅覚は人間の300倍などと言われるから、外の空気から、「あの公園に柴犬のタコがやってきやがった」とか「新入りのハスキーが近所を歩いている」とか「発情しているやつがいるな」とかの情報を得ているのだろう。

でも、星をみているんだな、と考えるほうがなんだか、楽しい。人間にははかりしれないもの、あきらかに別の生き物としての、ふるまいを見る時、なぜかうれしい。地球は人間だけのものじゃないよなあってしみじみ思うから。

あれ、暗殺とどう関係あるかって?
いや、いろんな思いにとりつかれてしまうのもまた、ヒトだけだよなあ、と思って。

今日は、新作の感想はおやすみ。