山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ADなんだったんだ?

今日、急にADさんがやめた。
滞在時間、わずか3日であった。ふうむ。

実際、番組の途中で、わずか3日で消えるひとは初めてだ。なにか大きなトラブルがあって、けんかして去っていくとか、忙しすぎて消えるというひとを見たことがないわけではないが、3日でいなくなる、というのは、最初から向いていないということだからしかたない。

傷を深くするより、早めにやめたほうが、本人のためでもあるし、なにより、まじめに番組を作っている側にとってもそのほうがよい。いくら人手不足でも、戦力にならないひとは、いても仕方ない。

自分もかつてはADであったし、決して優秀なほうではなかった。だから、今時の若者は・・と全部ひっくるめて批判したくない。「今時の若者」がだめなのではなくその個人がだめなだけだ。だめなADは、100年前からいたし(あ、いないか。100年前、テレビないし)、20年前からいたし、優秀でちゃんとできる今時の若者ADを私はたくさん知っている。
そういうADさんにどれだけ助けられていることか。

とはいえ、激しく脱力している。
「厳しくし過ぎたのだろうか」と反省はしていない。だって、厳しくないもん。
特に怒る気もないが、なんか脱力。

なんだったんだ?という気分である。

う~ん、なんだったんだ。

明日もロケ。ま、どうってことないんだけどね。