山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ガラガラの都内で再び胸を打つもの。

神様のプレゼントのようますがすがしい一日。

こんな日はお弁当をもって、きらきら輝く海辺か、芝生の広がる公園にピクニックにでも行きたいところだけど、残念ながら、終日、家にいて、掃除。たぶん、大掃除というカテゴリーに入れてもいいくらいの規模で。

普通に掃除した後、全部屋(っていったって小さいけど)をぞうきんがけ。傷だらけのフローリングを生き返らせました。

そのほか、ソファカバーの洗濯やらキッチンのレンジ洗い、たまっていた新聞を捨て・・とにかく、フル稼働でした。こんなに働いたから汗が出るのね・・と思っていたら、今日は真夏日だったのね。

夜、軽い食事をとったあと、ゆっくりお風呂に入ってから、六本木ヒルズに「クラッシュ」を見に行きました。2回目です。

短期間に2度見るというのは、とてもいいなあ。ストーリーは充分わかっているので、役者の芝居、小道具、照明、カット割り、音楽の挿入ポイントなど、とにかく、細部の確認ができる。それでも、最初に見たときと同じところで泣いてしまうから、不思議ね。

今日見て、ますます、テレビドラマの監督役のひとのファンになった。なんともいえないせつない目をしているのよね。キレるときのキレ方にも迫力あるし。テレビのひとだから親近感というか、哀しみの感じがよくわかって。

前回と同じように呆然としちゃって、帰りはヒルズ内のピザやで軽食をとりつつ、ツレと話してもなんか、気分はそぞろ。すっかり参ってる。もちろん、二度みたことで、欠点にも気づくけど、でもな、あの迫力。ずっと飽きさせない強さ。やっぱりしびれる。

興奮さめやらぬまま、徒歩にて帰ろうとしたけど、途中で買い物したら、それが重くて(なにしろ、食料品だから)、挫折してタクシーに乗ってしまった。

掃除という肉体労働のせいか、身体的には心地よい疲れが・・。よく眠れそうな予感。

タクシーのひとが、「連休は都内ガラガラでお客がいなくて困りますよ~」と渋ってた。そんな時に乗せた客が(私のことね)、ワンメーターで申し訳なかった。


連休の都内はガラガラで気持ちいい。明日はなにをしようかな。いろんなところから、いただいている本をかたっぱしから読むことにしようっと。(最近、本がもらえるようになって、うれしいんだよなあ)