山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

立ちすくむ私。

片思い小説が終わって、再び、資料読みに戻っている。

今回は、歴史編ということで、テーマにまつわる歴史関係の本を読んでいる。(これまでは、文化編だったので、民謡とか神話などについて読んでいたわけです)

いやあ、歴史関係を読むのはつらい。なぜかっていうと、結局、歴史って、戦争の話しになってしまうんだもの。誰に占領され、誰に引き渡され、誰と戦い・ともちろん、普通の暮らしはその時々にあったにしろ、歴史にまとめられるってことになると、結局、戦争のお話なのだ。

いやあ、戦争の話を読んでいると、絶望的な気持ちになってくる。ヒトってほんと恐ろしいことをするのだなあと。たまたま、今、自分は平和な場所にいるけれども、自分だってその悪意を露出させる可能性はあるわけで。なんだか、げんなりしてくる。

けれども、確実に、戦いの好きなヒトというのはいるわけで、いったい、どうしたらいいのか正直わからないのだった。

ひたすら、今の平和がありがたく、いや、しかし、世界中では今もひどめにあっているひとはいっぱいいるのだ、ひとりだけのほほんとしていていいのかと、さまざまなことを思う。

かと思えば、自殺するヒトは年間に三万人もいるのだ。うー。立ちすくむわたし。

とにかく、今の生活に感謝だ。