山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

AZのイタリアンで友情の確認を。

一日中、読み物のあと、麻布十番のイタリアンに20年来の女友達と出かける。この友人はグルメさんなので、行く店の選択が厳しい。新しくて、美味しくて、まっとうな店が好き。なので、店選びはいつも彼女に任せている。私はゆっくり話せれば、割とどこでもいい派なので、私が選ぶと怒られる事が多いのだ。(私は女友達と長く話すときは、ファミレスでいいや派なんでした。だって楽だし、安いし、何でもあるし。高い店は♂と行くのだ・・って批難されそう)

今夜行ったのは、カーサ・ヴィニタリアというアロマフレスカ系列のイタリアン。夜中までやっているし、近所だし、なかなか美味しいし、お店のひとも感じよくてよかった。ひとつだけ、難癖をつけるとしたら、下心オヤジ+cash目当て美女のカップルが多いことかな。いわゆる口説き系に使われている。まあ、世界はオヤジのためにあるから、しょうがないけどさ~。

そういう店で、延々ヨタ話をするのだった。「世界はオヤジが握ってるからさ~」なんてことを、妙齢の業界人女ふたりが、話していたら、オヤジカップルには、失礼なんだけど、ま、お互いさまか。

とはいえ、それはお話のほんの一部。メインは、お仕事やら人生やら、友人の消息やら、最近あったショックな出来事、嬉しい出来事などを次々とテーマにするのであった。

この友人からは、20年に渡って、さまざまに説教をされてきたので、説教にも慣れっこだ。客観的に見たら、ふたりが友達であることが、奇妙かもしれない。考えてみると、同じテレビのひとという以外では共通項は少ない。仕事のやり方も、恋愛観も、服の趣味もまったく違うからね。でも、なんだか、仲良しであります。不思議だなあ。

彼女からは、仕事上の貴重な資料を借りて、お礼にウサギパンをプレゼントした。帰りはタクシーで送ってくれたし、友達っていうのは、ありがたいなあ。

という友情の一日だった。