山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ひとは「果て」になにを見るの?


与那国島にて。
この島に3日いた。とにかくすこぶる暑かった。昼間、徒歩にて、散策しようと出かけたが、5分ほどで、死ぬかと思った。いや、ほんと、目の前が真っ白になり、キーンって音がしてきたので、あわてて水分補給して、すぐに部屋に戻った。厳しっす、自然。

写真は、与那国島の久部良という町の近くの浜。写真で見るときれいだな。この島は、断崖絶壁に囲まれてる感じがして、気安く泳げる浜が少ない。さらに、泳いでいるひとを見かけないので、なんとなく泳がなかった。



これは、そんななか、一頭で泳いでいた、マメちゃん。けなげで可愛い犬。この島には、「イヌガン伝説」というイヌと女の愛情物語の神話がある。詳しい本まで求めたぞ。

それから、この島は日本の西の端なんですね。その西の果てから見た、夕日直前の海。荒々しくって、ひんやりすることよ。



今朝、飛行機にて、石垣島に戻ってきた。石垣で一泊。翌日は、南の果ての島、波照間島に行くのね。西の果て、南の果てと、「果て」巡り。
ひとはなぜ、「果て」を求めるのだと思います?

その答えのひとつを、与那国のおばあさんに聞きました。86歳。でも、きちんと島の歴史について、話してくださった。たいへん、面白かったです。
「ひとはなぜ、果てをめざすのか」

詳しいことはいずれ、小説に書くぜ