山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ヴァージニア・ウルフみたいに。



ヴァージニア・ウルフの作品に「独りだけの部屋」というのがあるけど、女の人も、自分を見つめるために、ひとりだけの部屋が必要だと、ウルフは説くのね。そして、ウルフは自分の書斎をもち、次々と傑作を生み出していったわけだ。

もちろん、ウルフの時代と今では、なにもかもちがっているけど、でも、自分の部屋があるのは嬉しい。遅くなったけど、写真は、自分の書斎です。本棚が迫ってくる感じだけど、コックピットのように、座ったままいろんなものに手が届くので、とても便利だし、気に入ってます。なぜなら、やっと自分の部屋ができたから。

26歳で結婚して、実家を出て以来、自分だけの部屋は初めてなんだな。結婚当時は、ダイニングテーブルで、企画書からドラマのシナリオまで書いた。その後、独り暮らしになったけど、基本的にワンルームに住んでいたから、そこでもダイニングテーブルで仕事してた。仕事専用のデスクを買ったのは、結婚をやめて1年後だった。番組の取材で、アウトレットの家具メーカーを訪ねたとき、わずか1万円で買ったデスク。これで、新人賞をもらった小説や、脚本賞をもらったシナリオなんかを書いた。

数年前、1万円のデスクを手放し、現在使っている白い大きなデスクに。これは、父親からもらったもの。大きいので気に入っていたけど、このころもリビングの片隅に、仕事コーナーを設けていたので、いつも、デスクの上は仕事の資料でいっぱいだった。

そして、この夏、初めて書斎ができた。ささやかだけど、夢が叶った~って感じです。ここで、これからも頑張ろーなどと思ってしまうのだった。

(相変わらず、ヨン様効果でアクセス数すごいけど、ヨン様ネタはそろそろ終わります。また、変化があったり、実際云ってきたら、追加する予定です)