山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

肉感的な女性がお好き?



海の家で見た、ひとのぬけがら。

月曜日。(ヤプログが工事中だったので、更新できず)

朝6時頃に眠り、11時頃起きて、昨晩書いていたものの直しをして、再び眠る。クーラーつけずに昼間眠るとものすごく暑いけど、熟睡してた。

豪華客船でミニ(犬)と世界をめぐっている夢をみている。(おめでたいなあ)ミニが、船に備え付けのプールで泳ごうとして、飛び込む。「そんなことをしたら、手術の傷が開いてしまう。止めなくては」と自分もプールに飛び込んだところで目が覚めた。バカなのか、わたし。

夕方、恵比寿でウディ・アレン監督の「マッチポイント」を見る。非常によくできた脚本だし、どのシーンも結末とテーマに向かっていて、無駄なシーンやセリフがひとつもない。あっぱれ、ではある。
けれども、「心打たれる」という瞬間はなかったなあ。うまいけど、なんか。

今日になって、細々したセリフを思い返してみると、「生まれてこないのが一番幸せ」というのが、もしかして、ウディアレンが70年近く生きて、到達した心境なのだろうか。あるいは、個人の困り果てたすえの殺人に対して、「戦争では、罪のない一般人がたくさん殺されている」という言い訳(解釈?)が、一番のテーマ?罪の意識ってなに?ってこと。

あとテーマに関係ないけど、ウディアレンの映画のヒロインって、かつては、ダイアン・キートンだったり、ミア・ファーローだったりと、美形だけど知性派が主流だったのに、「マッチポイント」のスカーレットヨハンセンにしろ、最近は、性格は悪いけど、めちゃくちゃ肉感的な女性が登場することが多くなったように思う。男って年取るとわかりやすい魅力に戻るのかしら?老いを感じると、知性より生命力あふれる女性に惹かれるのかな。

そんな、こんなを考えた。