山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

生まれ変わったら的な映画。


今日見た映画にちなんで、海に沈む夕日@日本だけど。

映画「マイアミバイス」を見る。テレビ版の時、時々見ていて、マイアミって場所柄やソニーのファンだったので、見たかった。こういう映画って、子供の頃みたら、「大人ってこういう感じなんだ~」って感心したとおもうけど、すっかり大人になり、仕事もしている身で見ると、つっこみどころは満載なわけである。(一応説明すると、マイアミ警察に勤務するソニー(白人・ハンサム)とリコ(黒人・熱血)のふたり組が悪と戦うお話。しかし、この2人の憂鬱な感じのデカぶりがテレビ版では人気だったのね)

十年一日というか、あいかわらず、麻薬マフィアとの対立あり、敵には謎の美女あり、でもってその美女と恋してしまうソニーありで、全部お決まりなんですけど、それでも、ちょっといいな~なんて思ってしまう私は、バカか。ハバナ、海の見えるゴージャスな家、高速のでるボート、クラブの熱い夜、モヒート。うっとり、ため息だわ。ソニーみたいなひとには、即ついていきたくなるのは、当然よね(誰に言ってる?)

ソニーってのは、名うての女たらしで、いかにも女好きしそうなやつなんで、捜査のため、潜入した麻薬組織の幹部に「顔が気に入らない」って言われちゃうわけだ。

つまり、「ハンサムだから仲間にいれたくない」ってわけ。あ、こういう部分は新しいかなあ。麻薬組織の幹部にも女性がいるわけです。かつてなら、女は偉い人の情婦しかいなかったのに、今では、麻薬組織にさえ、スーツ着てピンヒール履いた、艶女(アダージョ)が、キャリアウーマン然として、登場するのね。それでもって、ソニーにひと目で持って行かれるのね~。

そっちの世界も女性進出が激しいのかなあ。いやいや、そういう映画でもないんでしょうけど。そんなわけで、生まれ変わったら、マイアミのクラブホステスになって、ソニーとカリブ海クルーズしたわん・・ということで。失礼。