山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

動物とヒトがつながる瞬間



廊下の途中で、時間をつぶしている犬たち。それを撮影している、さらに間抜けな飼い主。カナ(奥にいる犬)に写真とるからこっち向いて、って言ったのに、プイ!って感じでそっぽを向かれた。最近、犬のことばかりとっているので、「またかよ」って気分なのか。ミニでさえ、やや迷惑そうな表情。「え?今撮るの?プライベートなんだけど・・」なんてセリフが聞こえてきそう。(いつもプライベートじゃないか!!)

雨の日曜日。♪ひと雨ごとに、秋になる~♪と歌でも歌いたくなるような、肌寒い典型的な秋の雨の日。一度も外にでないで、書き物。けど、なかなか進まず。

夜、ディープインパクトの凱旋門賞を見る。や~ん、ディープ、負けてしまったね。うちの犬たちもテレビの前にそろって、彼の走りを見て、応援してたのぃ。あいつって、元気でやんちゃな感じがかわいい。

競走馬であるから、とても厳しい世界だとは思うけど、騎手と馬の関係って憧れるなあ。馬と人が、お互いの力を出し合って勝負するなんて、うらやましい。言葉でないものでつながっているのだろうな。種は違っても、速く走ろうという点で目標が一致して、通じ合う瞬間があるのだろうなあ。憧れる。

競馬見ていると、生き物が走る姿っていいなあって思う。なぜなんだろう。生き物って嬉しいと、走るからかな。それからフランスの競馬場ってきれいなのも、ちょっとうらやましい。

そんなわけで、ディープインパクト、負けたけど、勝負を見ていたら励まされた。私も、もう少し、走らないと。