山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

オヤジ、汗のケーキ。



秋の夜~、モンブラン食べながら、書いてます~。

今日のちょっといい話。(じゃないか)

夕方、近所のフレンチレストランが経営するケーキ屋さんでモンブランを買った。小さな店なので、客はひとりずつしか対応してもらえない。ケーキが包装されるのを待っていると、50~60代くらいのちょっといいスーツをきたおじさま(とでも呼んでおこう)がやってきた。で、聞くとはなしに彼の注文を聞くことになる。彼は、まずバースデーケーキを注文した。フルーツいっぱいのやつ。ふうん、子供の誕生日か、なんて、ぼんやり待ってる。すると、「ケーキに文字を入れてください」と頼んでいる。お店のひと「なんて入れましょう?」おじさん「ハッピーバースデイ ツー ○○」。○○は、女性の名前だ。やや源氏名っぽいけど、昨今はそういう名前のお嬢さんもいることだしなーなんて、聞いてる。

次の会話。「ろうそくありますか?」とおじさん。店の人「はい、何本にしますか?」おじさん「25歳だから25本」ここで、注文した小さなケーキに25本のろうそくは無理だという話になり、長いの2本に小さいの5本のろうそくでかたがつく。

ここらあたりから、好奇心がぐんぐんもたげてくる。ふうん、25歳の女性のバースデーケーキねえ。するとさらに、私のイケナイ好奇心をくすぐる会話が・・。「何時頃とりにいらっしゃいます?」「う~ん、夜の11時過ぎ」ケーキやさんは閉まっている時間なので、レストランのほうで受け取ることになる。ふうん。23時からバースーケーキねえ。注文の間も、おやじ、なんだか息が荒い。愛人系のおねえちゃんのバースデーなのかなあ。

ケーキに何の文字を書くかで、お店のひとと「汗!」って感じで相談してて、面白かった。おやじ、頑張る。
で、注文が終わり、オヤジ、逃げるように去っていく。こちらのケーキはまだできないので、ふらふらしていると、オヤジ、戻ってきた。「うちにも土産買っていく」と焦って、日持ちのするお菓子を3つほど購入。「お持ち歩きのお時間は?」と尋ねられ、「3時間くらい」オヤジ・・いったいどこから買いに来てるんだ。

25歳の彼女相手に奮闘するオヤジ。ちょっと必死さがかわいかった。しかし、オヤジよ、彼女、ホントにその日誕生日か?ほんとに25歳か?近所にすむ、ホステスさん、誕生日年に4回あるからなー。というわけで、愛人の町にふさわしいお話でした。