そんなわけで、昨晩ブルーに塗った壁にソファをセットしてみた。さらに、数年前にスウェーデンにて購入したハートの絵を飾る。ううう、なんかファンシーでメルヘンな感じになってしまった。
そもそも、花柄ソファを買った時から、どっかのペンションみたいな空気が始まっていたのかもしれない。これまでは、仕事でインテリア関係の番組を作ったこともあり、インテリアコーディネーターさんから、いろいろ学んでいたのだ。成功するインテリアのコツとは、好きなものを勝手に買うのではなく、まず、テーマを決めること。イタリアンモダンとか、信州ペンション風とか、白金愛人風とかに決める。次は、テーマカラーを決める。モノトーンでシックにとか、基本色はピンクでHに、とか。前の部屋とか逗子の家は、それなりにインテリアの法則に則って、衝動買いしたくなっても、雑貨などはいろいろ我慢して来たのである。（誰も聞いてないだろうけど、一応、逗子はハワイのコンドミニアムを意識、前の部屋はイタリアンモダンだぜぃ）
結果、それなりの統一感を持つことができたのだが（自己満足の範囲でね）、今回の引っ越しにあたって、なんかめんどくさくなったのだ。テーマ決めて、禁欲的に色を統一したりするのが・・。もう、いいじゃん、好きなもの適当に買って、並べる。めちゃくちゃなんだけど、それなりになる・・それが私の個性だわ・・・という部屋を目指したわけでる。なので深く考えず、まず、壁の一面をブルーにした。普通ならソファはブルー系にするところなのに、衝動で花柄、しかも、赤。あとはもう、好き勝手の嵐。ダイニングは、イギリスのアンティークテーブルを購入。写真に写っているリビングのテーブルは、ゴミ捨て場で拾ってきたものだ。
いやあ、私の人生のように、めちゃくちゃである。が、結果としてさー、なんか、メルヘンだよね。つまりそれは、好き勝手やると、私ってファンシーでメルヘンな女ってことかしら。うーんうーん。しかし、今はあんまりお金ないから、これ以上の変革はあきらめるしかなく、当分、メルヘン女でいくことにする。
ここで、愛を語ったり、本を読んだり、犬を愛でたり、うたたねしたりするのだ。メルヘンな私。
