山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

罪とはなんでこざいましょう。



くつろぎのミニ。愛用のテニスボールとともに。

昨日、「それでもボクはやっていない」と「フラガール」を立て続けに見て、(両方会わせて4時間半)、ふらふらして帰宅し、近所のお好み焼き店で遅い夕食。店が大変混んでいて、食べ物にありつくまでに、時間がかかり、その間、店のドアは開け放されているため、寒いな~と思っていたけど、もうすぐお好み焼きが、来ると暑いし~と我慢してたら、今朝起きたら、風邪ひいていた。季節先取りで、冬の声も聞いていないというのに、なってこったい。

昨日の映画デーで、書き物が遅れ、今日は取り戻す予定だったのに、もともとない集中力が、熱っぽくてさらに失われ、一日中寝てました。うー、やばいぜ。

家のなかには風邪クスリに類するものがなく、買いに行くほどでもないので、生姜をすって、蜂蜜いれて、ミントティーを加える、自称ジンジャーティーを飲んでいる。すり下ろした生姜が喉にしみるよ。

昨晩から、なんとなく、ずっと痴漢えん罪のことを考えてる。痴漢は嫌いだし、よくないと思うけど、一瞬尻を触ったくらいで、大変な罪になるのも、どうなのかとも思えてきた。そもそも満員電車がいけないよね。あんなんがなければ、痴漢したくてもできないでしょうし。といっても、始まらないか。痴漢えん罪については、まことにアンビバレンツな気持ちがある。痴漢許すまじ!という思いと、それくらいで目くじら立てるなよという思いと。

自分も幼少の頃より痴漢には遭遇してきたことは、昨日の日記にも書いたけど、それ自体がものすごいトラウマになっちゃって、怖くて電車乗れないとか、学校行けないとかってことはなかったし(学校は嫌いであったし、電車は今も嫌いなのは事実だけど、ま、痴漢のせいだけでもあるまい)、さらに、男性不信になって、恋愛がうまくできず、こんな女になってしまったよ!どうしてくれるの!ということもない。(いろいろ足りないところだらけの自分であるが、それはまた、別の問題である)

性犯罪というのは・・・いや、犯罪もよおおく考えると、物語次第ではある。つまりさー、国のために、よきことをしているのだ・・と教え込まれて、他国のひとを無惨に殺しても、気分は英雄であったりするわけでしょう。でも、それって、殺人だし。顔を見たこともないひとと、生きていくために結婚するのだって、長期的売春かもしれないし、そのときの性行為に愛がなくても、耐えられるひとは耐えられるし。

あ、何言ってるんだっけ。自分は法律を生業とする者ではないので、もう少しゆるい部分で、罪とはなんでございましょうーと考えるのでした。すみません、収拾つかないので、風邪のせいにして、退場する。