山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

真夜中に海を見に行く。

そんなわけで、深夜に逗子に移動してきました。
出発したときは、雨が降ってたけど、こっちは小雨。もっと寒いと思ったらそれほどでもなかった。海も静かで、なんだか落ち着く。部屋のなかに水着が干したままで、そうか、前に来たとき、泳いだんだ、ずいぶん、時間が過ぎたな~って感じ。

昼間は、風邪気味だったのでずっと寝ていて、日がくれてから、ちょっとした集まりに出かけました。20代後半の女子が仕事をやめるということでさよなら会。少人数でしたが、女子だけのおしゃべり大会は、楽しかった。彼女たちの時期は、恋愛や結婚が人生の大テーマであるから、懐かしいような、新鮮なような気持ちで話を聞いた。彼女たちと基本は同じ気分のつもりでいたけど、やはり、年をとってしまったのだなあとしみじみ思う。

ひとつ、経験の蓄積がちがう(いやあ、いろんな目に遭ってきたからなあ)、ふたつ、恥じらいの幅がちがう(これも経験のなせるわざ)、みっつ、自分の限界を知ってしまっている(できることとできないことがだんだんわかってきた)・・自分の立ち位置を確認することになるのだな。

近々、30歳直前の女性の恋愛モノの短編を書く予定なので、取材にもなったし。ちょっと後悔があるとしたら、最近引きこもりでヒトとじっくり話す機会が少なかったので、つい、しゃべりすぎたのではないか・・ということ。説教くせえババアだな・・と思われたくないなあって思ってても、そうなってしまうので、いかん、いかん。

気づいたら、風邪ひいてたこと、忘れてた。友達(といっていいかわからないけど)と話すのは楽しいなああ。

ところで、明日、晴れるといいな。まあ、雨の海もまたいいし、海って夏だけじゃなくて、これからの季節もいいんだよなあ。海の水が澄んでくるんだよね。と思ったらカメラ忘れた。間抜けである。