山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

家族を軽々超える関係・犬



昨日、犬のことを書いたんですが、朝日新聞を読んだら(あら、私の情報源ってこればっか?)「今更聞けない」という記事のテーマが「イヌ」でした。でねえ、犬が人間の家畜化したのは、二万~一万五千年前くらいからだって。いならぶ他の動物たちより、誰よりも早く、家畜化っていうと、残酷だけど、協力しあって暮らし始めたというわけ。ちなみに、馬は五千年前から、猫なんて、たった4千年ですよ。短い短い。

二万年前といえば、ひとは狩猟生活をしていたわけで、当時は、くっだらねえ一夫一婦制もないし、近代が生んだ悪夢(と思っている)血縁による「家族」もなく、人類は身を寄せ合って生活していたのね。その時すでにその傍らには、犬がいたんだ。

そう考えると、犬ってやつは、家族などよりずっと古い関係なわけですね。なんだかとても嬉しい。私がこれほど犬を大切に思うのは、DNAに仕込まれていたわけです。もちろん、家畜化にあたって、犬はそれまでもっていた特質のいくつかを手放していったんだけどね。でも、そうまでして、人間が犬と近づきたいと思った理由はしみじみわかるなあ。だって、かわいいんだもん。

と、大風呂敷を広げたわりには、ありきたりな結論で失礼。純愛にかぶれて一緒になったひとが、一年そこらで離婚していくなか、二万年の関係ってのはすばらしい。