山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

頭痛と朝食。

昨日、久しぶりにジムにいったせいか、今日はすこぶる体調が悪い。午後から頭痛が。その上、熱っぽい。だめじゃん、ジム。もともと、スポーツ苦手だからなー。小学生の頃より、体育、嫌いだったからなー。やはり、スポーツは健康に悪いよなあ。

そんなわけで、体調最悪の一日。借りてきたDVD・ニール・ジョーダン監督の「プルートで朝食を」を見る。う~む。なんだかな。「テイファニーで朝食を」にひっかけているのかな。不幸な生い立ちのゲイの青年の母親探しの物語。嫌いな雰囲気ではないけど、なんか、作りが単調だった。それとも、存分に楽しめなかったのは、頭痛のせいかな。

結末は、ゲイの青年とその友人のシングルマザーが、ふたりで生まれたばかりの子供を育てるのね。そこらへんは、自分の最初の小説と似ていて、こういう展開、好きではある。けど、最近になってようやく気づく。世界ってものすごく保守的だったんだなあって。自分が考えているようなことは、常識からかなり離れているんだよなあ。相変わらず、売れ線のお話は、母と娘のきずなだったりするからなあ。自分がこんなに少数派だったってことに、長い間気づかなかった。ほんとにみんなが、そんな愛情とか家族みたいな言葉だけのうすっぺらい物語を信じてるなんて、信じられなかった。ふざけているのかと思っていたのだった。しかし、案外、真剣なのよねえ。気づくの遅かったなあ。早く築いたところで、対処のしようがあったかどうかわからないけど。

だから、ニールジョーダンみたいな監督が大作を撮れる環境ってすごいよなあ。イギリスやハリウッドはふところが広いのかなあ。ゲイとシングルマザーの子育てなんて、自分は全然「あり」だし、一度は試みようとしたくらいだけど、普通のひとは、「ありえない」って考えるらしい。その隔たりについて、もっと自覚しなくては。テロに遭う前にね。気分が優れないので、基本的に後ろ向き悲観的であります。

今日は早く寝て、体調復帰にかけよう。と思いつつ、もう1本見るかどうか迷うところ。あと借りてあるのは、「ハードキャンディ」。おタクと少女の監禁ものみたいなやつね。もうひとつは、「ロシアンルーレット」。えっと、なんかの続編。タイトル失念。だめだ、熱と頭痛でぼんやりしてる。暑いのか寒いのかまたわからなくなって、厳しい気候だ。

明日は金曜日。だからって、なにも関係ないんだけど。OCの第2シーズンレンタル開始だけど、どうせ、わたしが行く頃には間に合わないであろう。あと、2本は見ないと返却に行けないしな。

暇になるとすぐ体調の壊れる、働きもののわたしであった。