山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

監督協会新人賞

今日は、日本映画監督協会新人賞を受賞した映画「かぞくのひけつ」の上映会、それにつづく授賞式&パーティーがあり、出かけた。

受賞したのは、これが初監督作になる、小林聖太郎監督、29歳。大阪の十三を舞台にした、ラブコメディとでもいいましょうか。奇妙な笑いのある、楽しい作品だった。なかに強烈なキャラの漢方薬局員が登場して、「テント」さんという名前だったけど、ほんと奇妙で面白かった。大阪ローカルの芸人さんなんだろうなあ。

上映、授賞式のあとはパーティー。その後、いつもだと、数名の監督たちにくっついて飲むに行くんだけど、先日、お酒飲んで倒れたばかりなので、自粛して家に帰ってきた。にもかかわらず、10分くらいしたら、テレビドラマのスタッフたちが近所で飲んでいることがわかり、参加。ずっと烏龍茶で通したけど、結局、家に戻ったら、午前二時半でした。まあ、いいか。

協会のパーティーでは、どうやって映画の資金を集めるかといろいろ尋ね歩く。みんな、資金集めに苦労しているんだよねえ。受賞した「かぞくのひけつ」も、十三の商店街のひとたちの寄付が支えているらしい。

私もこれから、「すべては海になる」の映画化に向けて、本格的に動きます。資金集めも自分でする。まずはスポンサー探しから。脚本はすでに第六稿まで来てるけど、もう少し直して、打って出ようと思う。自分でやらなければ、誰もやってくれないもんね。

そんなことを決意させる映画でした。