山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

七夕、フリーマーケット。



今日は地元でフリーマーケットに出店しました。

初めての体験。ずっと一度やってみたいと思ってました。というより、家のなかにあるいらないものを売りたかった。12時からだったんですけど、13時半くらいには目玉商品はほとんど売れてしまった。というのも、「安すぎ」だったらしい。買っていく人が、一様に驚いていた。あとで他の店を見たら、みんなもっとずっと高い。シャネルのTシャツ(未使用)300円で売ったりしてたから。そのほか、ブランドものも、みんな100円単位だったので、飛ぶように売れた。ほかでは未使用だったら、3000円くらいで売ってるのね。10分の一価格。

値段の付け方がいまひとつわからなくて・・というより、自分にとっていらないものなんだから、気持ちだけおいていってもらったらいいという考え方でした。隣のブースのおばさまに、「安すぎ」と言われ、やり方がわかってないと言われた。そーかー。やっぱ、商売向いてないよなあ。

途中で他の店を見に行って、買ったのが写真のクマ。100円。安いよね。この店も、値段設定のできない女性が運営していて、面白かった。値札に「200円」ってあったから、「200円なの?」と聞いたら、「じゃ100円でいいです」って、私、全然値切ってないのに、まけてくれた。そのほか、場所柄、ブランドものを売る人が多かった。一軒、お気に入りの店があって、いかにもお金持ちマダムが、「買ったけど、なんとなく着ない服」を大量に売ってた。ピンクの花柄のサンダルとか、派手なスリップドレスなんかがあって、(ほとんどブランドもの)、ほしかったけど、サイズが小さかったし、自分が出店しているのに、ひとの店で買ったら意味ないと思って、ぐっと抑える。フェラガモの靴が転がり、ディオールのシャツが舞っていた。

買ったのは、100円のクマと200円のバレッタのみ。エトロのブラウス、4000円というのにもひかれたけど、ぐぐっと我慢した。服を減らすために売りにきたのに、増やしてどうする!というわけで諦めた。外国のひとも多かった。なかでインドから来た女性が、湯沸かしポットを買ってくれたんだけど、あとから考えると、「来週インドに帰るの}と言っていて、湯沸かしポット、インドじゃ使えないんじゃないか・・気づいた。まあ、いいか、200円にしたし、おまけにバックもつけたから。

そんなわけで、くたくたに。もっと楽しいのかと思ったけど、なんとなく、むなしい感じがした。自分にとって、いらないものを売るという行為になぜか、やや傷ついた。ほんとにいいと思ってたら、売らないよね。
考えすぎか。帰り道、他の店でアバクロのTシャツ売ってたから、買おうと思ったら4500円だった。高っ。
閉店間際なんて、自分はオール50円にしたのに。商売人はすごいよ。

あー疲れた。今日のもうけ、一万円なり。