山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

「リトル・ミス・サンシャイン」を見る。

一日中、家にいて、DVDを2本見た。

「ベロニカは死ぬことにした」。主演の真木よう子さんに興味があったので見る。真木よう子さんは、シーンによって、違って見える女優さんだ。ある時は、ちょっとさえない普通の女の子に見えるし、あるときは、はっとするほど美しかったり。個人的には、さえない感じのときが好き。きれいな女優さん、きれいだったりセクシーだったりにみせることの上手な女優さんはたくさんいるけど、「さえない感じ」をうまく出せるひとがいい。そのほうが、親近感を持てるからだろうか。

もう一本は、まえからずっと見たかった「リトルミスサンシャシン」。いや~、面白かったよ。キャラクター造形が良くできていたし、脚本も良かったし、ぐいぐいと引き込まれて見ました。はからずも「ベロニカ「リトル~」の両方に、自殺しそこなったひとが出てくるんだけど、展開は全然ちがうぜ。

死に損なって、回復していく・・過程ではあるんだけど、それをどう見せるかが技量というか才能というかでしょうね。あと一本、「イカとクジラ」が借りてあるんだけど、そろそろ仕事しないとやばいので、休憩。

やっぱ、映画って脚本頑張らないと。雰囲気だけじゃ、だめですねえ。