恋愛小説について、美貌の編集者と話す。
江国香織さんの小説のキャッチコピーに「恋はするものではなく、落ちるものだ」的なフレーズがあったと思うけれど、「恋愛は読むものではなく、自分でするものだ」というのが、その女性の感覚だそうだ。ふむ。もてるひとは、考えたり、悩んだりする暇なく、恋が進行していくものなのだろう。まったく、うらやましい限りである。
深夜、松梨智子さんのダイアリーを読むと、テレビドラマ「干物女」について書いてある。このドラマは見逃したけど、初回視聴率、今期3位だから、それなりに注目を集めているのだろうけど、松梨さんの感想によると、主人公の干物女以外、リアリティがない・・みたいである。女子が男捜しに必死になりすぎている…というのである。相手なんかすぐ見つかるだろうに…と。
ふむ。今のコは、小学生の頃から「デート」とか「つきあう」とかやっているから、20代にもなると、恋愛について、がっつく必要がないように思う。特にちょっとかわいいこやモテ系の男子は、がっつき率が少ない。しかし、一方で、全然ダメなひともいるかもしれないし。恋愛も格差社会かもしれない。
そういう世の中で、多くの女の子がなにを考え、何を求めているかを想像するのは、なかなかやっかいだ。というか、本音を言えば、どーでもいい。知るかってことであるけど、仕事が絡むとそうも言ってられないかな。
そんなわけで、恋愛はどうなっているのかなーとぼんやり思っていた。東京と地方都市では違うだろうし、お金持ちの子弟とヤンキーでもちがうだろうし。ひとまとめにするのもどうかと思うし。まあいいや。