山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

台風を見に、海へ。

昨日、仕事がはかどったのをいいことに、夜は、一晩中、小説を読んで過ごした。仕事の関係で、某ベストセラー小説を読む。朝まで一気読みだから、「読ませる」といえば言えるけど、読み終わって、うんざりした。なんだ、こりゃ?あんまり悪く言うと、唇寒しだから止めておこう。

今日は寝不足気味だったけど、口直しに「デスパレートな妻たち」をDVDで鑑賞。やっぱ、アメリカのテレビドラマはクールでいい。お涙もの(と言われているけど、一瞬たりとも泣けなかったし、まったく感動しなかった)を読んだあとは、シビアな作品で気持ちを整えないと、絶望して、自殺したくなる。

その後、台風状態の海が見たくなり、夜、逗子に来た。岸壁に波がすごい勢いで打ち付けられてて、暴風も吹き荒れている。が、空を見ると雨は上がっているし、かなり星が出ている。台風で雲が飛ばされたのか、いつもよりずっと星が近い。

今も海は荒れていて、すごい音がするけど、もしかしたら、明日は晴れるのかな。そしたら、台風一過の青空になるのかしら。それとも、台風のままで海は荒れているのかな。どっちでもいい気分。(なんてこと、実際被害を受けている方には失礼ですごめんなさい)。

台風が残っていた場合も荒れた海も撮影したいし、きらきら輝く鏡のような海もいいよな。夜は、鎌倉のデニーズ。(他の店が全然やってなかった)。自分の気持ちと意欲を保つために、ミッシェル・ウエルベクの最新作「ある島の可能性」を持ってきたので、今夜はこれを読もう。けど、明日は早起きして、海辺を散歩したい。さっき、コンビニで日焼け止めも買ったから、準備万端なのだった。