山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

新作「しまうたGTS」できました!



本日、7月19日、自分にとって三冊目にあたる小説「しまうたGTS」ができあがりました。
さっき、広尾のイタリアンレストランまで、編集の方が持ってきてくださいました。シャンパンいただきました。嬉しかったです。レストランの方には申し訳ないけど、メニューを見る気がほとんどしなくて、いつまでもいつまでも自分の本を見ていたかった。(いえ、充分とてもおいしかった)。

(実は、明日、7月20日は、自分の誕生日です。たぶん、これまで生きてきて、かなりサイコーのバースデープレゼントです。タイムマシンに乗って、17歳の私に会いに行き、何十年後かの誕生日には、自分の本が三冊も出てるんだよと教えてあげたい、だから、まだ死ぬなよ!と。)

これまでの2冊「ベイビーシャワー」「すべては海になる」とは若干違うタッチの小説です。
…ちがわないかな。主人公が20歳の男子だし、ロックシンガーだし、ロードノベルだし、沖縄だし、謎解きあり、戦争逸話ありの、盛りだくさん(といっても、自分の小説は、自分のクドイ性格を反映して、内容濃いものが多いけど)の、一大エンターテイメント小説になってます。

ものを作るときには、いろんな筋力がいるけど、たぶん、この小説はテレビの仕事をするときの筋力をフルに使ったと思う。長いことやってきた、ドキュメンタリーの手法で、丹念に取材した。まず、沖縄関連本、42冊読みました。沖縄4回行きました。取材をお願いした方の数は、30人くらいだったと思う。なにげなく話を聞いた、タクシーのドライバーとか、船で一緒になったひととか、そういうひとを入れると、限りない。

次に使ったのは、脚本家の時、使う筋力。これで、取材したことを面白くて、ずっと見ていたくなるような(要するにチャンネル変えられないように)物語に仕立て上げた。キャラクター作り、ストーリー展開は、ハリウッド映画の脚本作りにかなり近い。

そして、最後に、やっぱり、基本である小説を書くときの、なにか、なんだかわからないけど、集中すると降りてくる言葉の力で、どんどん書いた。取材期間は1年くらいかかったけど、書くのは二ヶ月半くらいだった。初稿は500枚近かったけど、ビリーのようにシェイプしました。

今日は、新しい本を手にした時の興奮冷めやらないので、内容はとりあえずおいといて、ご報告でした。

「しまうた GTS~ゴーイング★ツー★サウス」(小学館、1575円)
7月30日 熱い思いを乗せて発売です。

どうぞよろしくお願いいたします。

      山田あかね