山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

自分の仕事に向き合うこと

家でひとりでものを書いていると闘う相手は自分自身だ。

さぼるのも、精魂込めて書くのも自分次第。叱るのも自分なら褒めるのも自分である。これはこれで結構キツイことなんだけど、外で仕事をすれば、自分以外のひとと関わるので、別の種類のきつさが待っている。どっちがきついって?まあ、どっちとも言えないわね。

私だって、長くテレビディレクターをやってきたので、集団のなかで仕事してきたわけだし、そのなかでは、まあ、小さなトラブルは日常であった。しかし、毎日仕事が迫り来るから、くよくよしてもいられず、けんかばかりするわけにもいかず、目の前の問題を解決するのが仕事であった。

そう考えるとさー、ひとりで家で書き物しているのって、ある意味自由、ある意味楽。でも、一方で誰もなにも言ってくれないし、失敗しても全部自分で責任とらないといけないから、こっちのがたいへんは大変なのよね。一見、毎日家にいて、プラプラしているように見えるけど、心のなかは大嵐なのだ。(でもないか)。

そんなわけでー、外回りの仕事もぽつぽつしながら、本職頑張らないと。やばいぜ。夏が終わるよ。
目を覚ませ!