山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

夏服を着ていたい。

低血圧である。
朝、なかなか起きられないし、目覚めは悪いし、おまけに体温も低い。だいたい35,5度くらいだから、6度を半ば越えると非常につらい。が、高血圧のひとに比べれば、ラッキーな体質だと思っていた。友人に超低血圧だと言ったところ、「神さまに愛された体質」と言われたのだ。で、自分もそうだよなーなんて思いこんでいた。だって、高血圧の方が、病気に倒れる確立が高そうな印象ってありません?

が、そうでもないらしい。低血圧のひとって、疲れやすく、回復が遅く、運動をすると鍛えられるのではなく、どんどん弱くなっていくらしい。そうのかー。同じく低血圧と称する松梨智子さんのブログに書いてあったんですね。

そこで、「ハタ」と気づくのである。そーなの。実はカラダ弱いのか、わたし。実感としては、「自分は肉体的にかなりタフである」というものだったけど、本質はちがうのかも。確かに非常に疲れやすいし、回復遅いし、運動はたいへん苦手だし。

そう考えると、か弱い体質のくせに今日までよくも頑張ってきたわと思うところである。(と、ひとさまの意見をすぐうのみにしてしまうのだけど)。そんなわけで、今年の夏はずっと風邪気味だったような気がする。風邪のまま、海で泳いだり、無謀な仕事をしたりしてたわ。それでも生きてるから、やっぱり丈夫なのかなあ。まあ、いいやどっちでも。

見たいDVDがあるんだけど、今日は見ないで眠ろう。一度見始めると、5時間ぶっ続けで見てしまうので、(あるテレビドラマシリーズで、そのDVDをもらったので)、諦めなくてはいけない。1本見て、満足するってことができない。最後まで見てしまうもんね。今はそういうことしてる場合じゃないし、カラダも弱いからね。

関係ない話をひとつ。
今日、連載中の「MISS」(世界文化社)が届く。今月号では、「恋愛小説のすすめ」みたいなページも書いているので、(写真つきだわ)、よろしかったら。

夏が、目に見える早さで終わろうとしている。忍び寄る足音が聞こえるみたい。暑すぎるのは困るけど、もう少し、もう少しだけ、夏服を着ていたいなあ。夏服…いい響き。アーウインショーの小説みたいに。