山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

不倫とアメリカ

テレビドラマ「デスパレートな妻たち」を見ていますが、ふと気づいたことが。

麻薬ディーラーあり、子供を誘拐するひとあり、殺人あり、たれ込みあり、「デスパ」の舞台である、郊外の高級住宅街では、なんでもありである。いろんな種類の悪いひとや事件が次々に起こるんだけど、不思議と、不倫しているひとっていうのがいない。というか、不倫していることが悩みにならない。既婚者が配偶者以外と恋愛することが極端に少なく、そんなことしたら、結婚は即おしまいという空気がある。ここらへんが、日本と全くちがうな~と思う。

これは、なにも「デスパ」に限らず、アメリカのテレビドラマ全般に言えることではないか。「SATC」だって、あらゆる恋愛の形がでてきたけど、不倫問題ってかなり最低の出来事としてしか、描かれていなかった。少なくとも長続きはしない。日本みたいに、愛人抱えて10年なんてひとはいないのだろう。それなら、なんで離婚しないの?ってことになる。

文化の違いと言ってしまえば、そのままだけど、その底にはなにがあるのだろう。結婚に対する考え方の違いかな。男女の恋愛を一番にするか、家族の形態を大事にするかってことかな。日本は、まだ「家」制度に対する感覚が残っているのだろう。戦後、新しい家族観、恋愛観が入ってきて、今はまだ過渡期かもしれない。ので、すんなり離婚できるひともいれば、形だけであっても結婚という形態にこだわるひともいる。一方で、そのからくりを知ったあとでは、「面倒」になり、結婚するひとそのものが減っているのかもしれない。

そのようなことを、ドラマを見ながら考えました。