山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

自分に言ってます。

スティーブン・キングの「小説作法」読んでます。

困ったときのスティーブンって感じで、この本を読むと、ふむふむ、そうやって小説を書けばいいのよね、とかもっと大きく、人生に対する対処のしかたをあらためて知ることができるんですねー。作家志望の方は必読書かと思われます。

「気分が乗らず、あるいは、手詰まりで書きあぐねたからといって、途中で投げ出してはならないことである。作家は意に添わずとも書き続けなくてはならない。自分では地べたをへたり込んで汚泥をほじくり返しているとしか思えないような時、案外、いい仕事をしているかもしれない」

「動機はなんでも構わないが、ただ、軽い気持ちで書くことだけはやめてもらいたい。繰り返す。軽い気持ちでまっさらのタイプ用紙に向かってはならない」

「地獄への道は副詞で舗装されている」

「文章の極意は、不安と気取りを捨てることである」

「ただひたむきに書く信念がなかったら、上達の見込みはない」

「作家を志すなら、何を描いても怠ってはならないことが二つある。よく読み、よく書くことである。私の知る限り、この二つを避けて通る近道はない」

「最初に取り上げて材料が何よりも的確で、説得力に富んでいるだろう」

「結末に至って情況が発端とさして変わっていなかったら、途中がどんなに面白くとも、その作品は失敗である」

ということで、自分への戒めとして、言ってます。

がんばれ、わたし、です。