山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

犬の居場所



エントロピーが増大中の部屋。
というか、この写真の注目点は、もちろん、椅子の足元にいるまるまった物体=カナ、12歳である。
彼女は、このような位置関係で、いついかなるときも、ここにいる。飼い主のノラクラ物書き未満(=わたしのことだ)が、ここにいる限り、足元で寝ている。ときどき、起きてノビおよびアクビなどもするが、基本このスタイル。
で、もう一頭はどうしているかというと…。



ドアの隙間から、飼い主と母犬を伺っているのである。なんてまあ、「家政婦は見た!」的なスタンスなんだろうと思うけど、部屋のなかは暖かいので、それがいやみたいで、かといって、離れたくもないということで、このような位置関係になっている。ほんとは、ドアの隙間があいてると、今の時期は寒いからいやなんだけど、閉め出すとミニがかわいそうなので、ほんの少し明けている。が、

ときどき、廊下を去って、居間で勝手にソファに上がって寝ていたりもするので、すこし「ム」となる。このへんは、同じ犬、かなり近いDNAを持った親子であっても、行動に違いがでるのだ。

というわけで、飼い主は犬に囲まれ、見張られて生きていて、幸せ。こんなに犬に見張られてる自分は幸福だと思うから、バカだ。

今日は雪が降ったらしく、WEBで、雪をのせたハチ公の写真を見た。うー雪見たかったー。寝ているうちに、雨に変わっていたようだ。おかげで、昨晩ほしておいた、犬の毛布がずぶ濡れ。どうしようもないので、そのままにしてある。たくさん吸った水分のおかげで、物干し棒が折れないだろうかと心配だけど、打つ手もないのでそのままだ。

っていうか、なんでもかんでも、割と「打つ手なし」かもなー。いやいや、そんなことない。今日、かなり結構ラッキーポイント高い連絡@仕事あったし。(まだ、発表できないのが残念だけど)、生きているといいこともあるなー、悪いこともあるけれども、凡人はこの案配が五分五分なのではないだろうか。できれば、六部四部いや、七部だとうれしいけど、なんて、強慾。

雪、見たいっす。オット、今夜もカナバナをよろしくお願いします。ちなみにこのカナのイラストは、友人のイラストレーター、松村雅美さんが、書いてくれてます。ぐったりしている犬の姿がとても気に入ってます。