山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

カワイイものについて。

nhkらしからぬ番組「東京カワイイTV」を見た。

姫ファンションとかの特集で、ひらひらきらきらの服や小物やインテリアを紹介してました。うー。恐ろしいけど、わかる。こういうカワイイものって、いくつになっても惹かれてしまう。自分で着るとなると大いなる勇気がいるけれども、小ものレベルだったら、割と取り入れやすいよなあ。

小花柄とかリボン柄とか、ついついほしくなる。そう思って見回すと、結構持ってる。服もスカートだけとか、上からなんか羽織ればギリギリOK(だと本人は思ってる)のひらひら系ワンピースとか結構ある。が、この手のものは、ある種の決意がないと着られないので、結局出番は少ない。

自分の仕事はテレビにしろ、物書き業にしろ、基本的に「黒子」なので、見た目で目立つのが、どーも苦手。会議などで、派手な服で目立っておきながら、「作ったもの地味じゃん」と思われるのが、一番恐ろしいのだ。見た目よりも中身で驚いてもらいたいため、服装はなるべく目立たないのが安心。

特にロケのときはそうだし、(だいたい汚れてもいいような楽な服が多いよな)、編集から仕上げのときも「楽」が一番になってしまう。物書きのときは、ほとんど自宅作業で、たまに打ち合わせで人と会っても、奇抜に思われないように気を配るのだ、これでも。

もう少し若い頃はもうちょっと好き勝手な服だったような気がするけど、最近は、おとなしく見えることが一番に思えてきて…。パワー不足か。

そう、結局、姫ファッションにしろ、奇抜な服装をするにはパワーがいるのだ。そういう服を着ていると、着ているだけで多くのひとの注目を集め、じろじろ見られることになる。その時に、「なに見てるのさ、好きでやってるんだから、ほっといてよ」と見返す力がないとダメだ。そういう視線を乗り越える力がないとできないよなー。

「好きだからひとからどう見られてもヘーキ」という人もいるだろう。年齢問わず、個性的な服を着ている方々。アーティストさんには、こういう方々が多い。すごいな、うらやましいな…とは思う。それって、だってすごいパワーいるもの。

それと結局、自分は服で疲れるのが面倒で(…結局、そういう理由かよ)、「そこそこ」なまとめ方になってしまう。器が小さいなー。

が、姫ファッション見てて、少しくらいなら、ちょっとやってみたくなった。スカートだけとかさ。
って、いくつなんだ、あんたは…。そうゆうことを言わないで暮らせる自信がほしいなあ。

でも、このブログを見た方に、「ハートばっかりで、思いっきり女子っぽい」とひかれたことがあるので(以前の壁紙がハートだったから…)、充分、年甲斐なく、へんかもしれないのであった。気づかないのは自分だけだったりして。恐ろしいのう。

そうだ、今度、元気と時間のあるとき、自分の身の回りのカワイイものコレクション写真、撮ろう。あ、数日前にアップしたドアも充分、カワイイでしょう?イギリスのアンティークのステンドグラスを探して、はめこんで作ったんだぞーっと。

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