今日は大船まで「あしたへ贈る歌」由紀さおり&安田祥子コンサートに行ってきました。
なかなか日頃行かないようなタイプのコンサートですが、なんというのか、心に響く歌というか、声ってあるんだなーとしみじみ思いました。童謡を中心としたコンサートをきいていましたが、70年代のフォークソングあり、クラシックあり、くすくすと笑わせるトークありの、楽しくも懐かしくもありました。
おふたりはこのコンサートを22年も続けていらっしゃるということで、そこでも脱帽です。長く続けていくことでしかたどり着けない場所っていうのがあると最近しみじみ思うので。ほぼ満席の客席はしじゅう笑いにあふれ、しっとりした曲では、涙する方が多かったです。お客さんは、それもう、中年以降の女性が圧倒的。そういう方たちが時間をさいて、楽しみにやってきている感じがじわじわと伝わってきました。
また、由紀さおりさんのコメディエンヌとしてのすばらしさ。「時効警察」でも、その魅力を発揮していらっしゃいましたが、今日のステージでも、いやあ、笑わせること。クールでかっこいい笑いでした。
自分は童謡にも歌謡曲にもあまり詳しくないのですが、「秋桜(コスモス)」や「悲しくてやりきれない」や「カノン」では、じわーっと気持ちがゆさぶられ、思わず泣いてしまったことよ。人間の歌声だけで、泣かせることができる…というのはあっぱれです。
自分もそうありたい。(歌は歌えませんけれども、書くもので、がんばりたいと思いました)。
ここ2日、ちょっと外出が多かったので、週末はこもって、書かなくては。がんばらなくては。精進しなくては。道は長いもんね。