山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

どうすればいいんだろう。

このブログにもリンクしてあるけど、犬猫の里親探しのサイトがある。

行き場のない犬や猫の飼い主を捜す場所だ。日本では、ほんとに多くの犬猫が無惨に毎日殺されてしまっている。少しでも彼らを助けようと、立ち上がったひとたちがいて、感心している。

それで、自分のブログを見るたび、好きなタイプの犬の写真だったりすると、つい、このサイトを見てしまう。見始めるとあまりにたくさんの、あまりにかわいい犬がいて、「こいつもほしい、この子も来てほしい」と思ってしまう。けれども、もちろん、そんな安易な気持ちで引き受けるわけにはいかないのだ。

3月にカナが死んでしまって、ミニはひとりぼっちである。生まれたときからカナと一緒だったので、ミニはさびしそうに見える。なるべく遊んでやるようにしているけど、私は犬ではないので、カナの代わりはなかなかできない。自分の生活が落ち着いたら、もう一頭、やっぱり飼おうと思う。それで、里親サイトを見てるんだけど、もう、ほんと全員引き取りたいくらい、かわいい子がいっぱい。

それと同時に、この子たちはどうなるのだ…と思うと、やるせなくなる。いや、このサイトに載っているってことは助かる可能性が強いわけで、もっとたくさん、生きることのできない奴が今現在もいるんだよなあ。

ああ、どうしたらいいんだろう。

不遇な犬のことを考えると暗澹たる気持ちに。せめて自分は、できる範囲でできることをするしかないのだが。でも、いつか、もう少し、人生が落ち着いたら、行き場のない犬のために、なにかしたいなー。一頭でも多く救えるようなことしたいなー。犬には今も昔も本当に助けられているという実感があるので、恩返しをしたいのだ。

どうも、犬の写真を見るとセンチメンタルになるのであった。