山は神聖な場所。
ツエルマット滞在中。ホテルのテラスから見た風景。かわいらしい庭が見えます。
マッターホルンも見てきました。今度はそれほどの高度まで上がらなかったので、リラックスでした。
夕食はいわゆるチーズフォンデュ。
デザートはメレンゲ+クリーム。
はい、恐ろしい勢いで太っている実感があります。帰国後はダイエットしなくては。夏なのにやばすぎる。
マッターホルンの近くまで行って思うことは、山に対する欧米人と日本人の考え方の違いについてでした。以前、NHKのウォーキングの番組を作ったとき、お話をうかがった方(えっと、大学の先生
)からうかがったのですが、日本では古来、山は登るものではなく、「神さまの住む神聖な場所」として、下から仰ぎ見るものであったと言います。「登山」という考えが入ったのは明治時代以降で、日本人は、高い山を見ても、そこには神が住んでいるから、入ってはいけないと思っていたそうです。
そこへ行くと欧米人は、高い山を見ると登ってみよう、って考えるようですね。アイガー北壁なんか、あんなすごいところを登ろうなんて、とてもとても考えられないですが、制覇した方がちゃんといらっしゃるわけで。
そんなわけで、どちらかと言えば、自分も山は登るより仰ぎみるほうが向いているようです。しかし、犬と一緒なら、登山もハイキングも楽しいと思うなあ。スイスでは、犬を連れて登山しているひとを結構見かけました。登山列車にもケーブル車にも犬は普通に乗っているし、ホテルにも泊まっているし、ほんと、犬が好きなひとにとっては、幸せな場所です。
そんなスイスとも明日でお別れ。やっと帰国です。