山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

苦しみと救い



今日はドイツの旅の復習です。

写真は、ドイツのローテンブルグという中世の面影をしっかり残した町です。偶然、遺ったわけではなく、国が決めて残しているわけですね。とてもかわいらしい町でした。が、



この町のなかに、中世犯罪博物館なるものがあり、中世の拷問道具が展示されておりました。上記の写真は、罪人にかぶせる鉄の仮面です。恐ろしいけど、デザインがユニークです。



おしゃべりな女を閉じこめたという木製の檻みたいなもの。



そして、貞操帯です…。

この博物館を見て思うことは、
1)残酷なのに、デザイン的に優れたものが結構ある、
2)キリスト教と拷問とSMの関係を考えないわけにはいかない
3)中世に生まれなくてよかった…。

の三点でした。1と3はともかく、宗教と苦しみのついては、ちょっと考え込みました。

たくさん苦しめば、救われる…のような考え方ってありますよね。サクリファイスっていうのでしょうか。犠牲になることで聖性を帯びる…というような。もちろん、宗教のある部分は、苦しみから逃れること、もしくは現在受けている苦しみを別の解釈をすることで乗り越える…ことに重きを置くわけですから、当然、そうだと思う。

仏教だって、修行と称して、滝に打たれたりもするわけだし。強い苦しみや痛みに耐えた先に、悟りがあるとか。張り付けされたあと、復活するとか。

考えがまとまりませんが、拷問された側の気持ちを考えないわけにはいきませんでした。

ユニークな博物館でした。