山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

せつない夜2

今日は、ディレクターズワークショップにいってきました。

正直、こういうことやるの初めてで、何をやったらいいのか、わからなかった。自分がいったい、芝居のなにを教えられるというのか…って思っていました。が、そういうふうに考えないで、いろんな役者さんと会えることを楽しもうと気持ちを変えて行きました。

男女合わせて21名が集まってくれたので、男女一名ずつの芝居を10組組んでやってもらった。時間が足りなくて、申し訳なかった。ひとりひとりもっと丁寧に見たかったし、どうしたらいいか、どうしたいかをもっと話したかった。来てくれたひとも物足りない部分あったかもしれない。ごめんね。

けれど、自分としては、すっごく面白かったし、勉強になった。脚本を書いてる段階で、映像を想像しているんだけど、自分が思っていたのとちがう芝居をしてくれて、なおかつそれが面白いととても嬉しい。脚本を越えるような気がするから。もちろん、こっちの思ったことと近い世界をやってくれても嬉しいし。

一脚本家として、どんなセリフがいけてないのか、どれはしっくりくるのか、演出家として、どうしたら、セリフを生かせるかってことが、いろんな役者さんに同じホンでやってもらうことで、浮き彫りになった気がする。お金もらってこんな経験ができるなんて、なんて楽しいのかしらん。

けど、やっぱ、練習だけじゃなくて、ちゃんと撮りたくなる。完成させたくなる。一組の芝居をとことんやって、作り上げることができないのは残念だったなー。まあ、ワークショップなんだから、そういうものなんだけど。

予定より30分くらいオーバーして、終わったあと、飲み会。久しぶりに朝の5時まで飲んでしまった…。(といってもアルコールはほとんど摂取していないけど)。この飲み会も楽しかった。いろんな話が聞けたし。

やっぱり、ひとと関わるのは面白いなー、ここのところ、書き物業が多くなっていたので、ひとりぼっちで書くことが多かったけど、ううむ、演出業捨てがたし。やっぱり楽しいし、気持ちがわきたつんだよなー。

そんなわけで、もう月曜の朝です。

ちょっと寝て、働かねば。うー間に合わん。

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