山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

究極のお茶って…。

今日は、とても久しぶりにジムに行った。調べてみると、9ヶ月ぶりだった。もう少しで一年ぶりになるところであった。

久しぶり過ぎて、自分のリストはすぐに出てこないし、マシンの使い勝手も少々変わったいた。が、やはり、身体を動かすのは気持ちいいなー。今度こそ、週に1回、通うぞ…と毎度誓って、毎度守れないことを誓うのであった。

夜、WOWOWで映画「パフューム、ある人殺しの物語」を見る。原作は世界的に売れた小説で、読んだことはあるけど、読み終わったら捨てたほど、いやで嫌いな話だった。なんで、こんなんが、世界的ベストセラーなんだよ…と思っていたら、映画化までされた。お金を払って見たくないから、たまたまやっていたので、見たのだった。

感想としては、原作よりも映画のが良かったかな。原作の身も蓋もない話を、映画にするにあたって、苦労して(知らないけど)、物語としての起伏を作り、主人公が殺人鬼になってしまう背景を、少しは理解できるようにと工夫してあった。

なにが嫌いって、この作品のモチーフである、最高の香水とは、美しいバージンの肌から採種するものである…という点である。なんか、あまりにありきたりな発想で、バカバカしくありませんか?主人公の香水やは、最高の香水を作るために、12人の美女を殺すわけですが、なにも殺さなくても匂いくらい採種できるだろーが。

こうしてできた香水をかぐとですね、老若男女みんな、恍惚なって、始めてしまう…のですよ。…なばかな。♂はいいとしましょう。なんで、♀までもが、美人処女の匂いで発情しないといけないの?ゲイの方たちからも異論があると思います。

そんなあさはかな幻想をもとに小説から映画まで作り上げることができるとは、すごい情熱ですね。映画は途中で何度も眠りそうになりました。が、ラストシーンを見たくて、(あまりにも有名な、たくさんの男女の全裸のからみ)頑張りました。しかしなあー。

と、ひとさまの作品をあしざまに言うのはここまでにしよう。言うのは簡単、作るのは、たいへんですからね。

今、書いていて、ふと気づいた。明日(12日・土曜日)から公開の映画「闘茶」も、「究極のお茶」を探す物語です。多少、物騒なシーンもあるけど、「究極のお茶ってなにさ?」の答えは、たぶん、パフュームと真逆だと思います。というわけで、明日から始まる。

映画「闘茶」

ご家族で、恋人で、友達同士で、安心して見られる内容の映画です。どうぞ、劇場に脚をお運びください。

中国には、現在でも、国家が管理し、24時間体勢で守っている、貴重なお茶の木があるそうです。その木から作られるお茶は、とても高価で普通のひとは、滅多に口にすることはできないそうです。そんなお茶ってどんな味がするんでしょうね。こういうエピソードをたくさん、調べて、脚本には、盛り込んだつもりだったけど、できてみたら、みんな、どこかに消えていましたが…。(笑)。

ぜひ、ご覧下さいませ。