山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

まあ、ひとつスイカでも。



犬とスイカ。

スイカをマンガに出てくるようにカットするのは難しいなー。これでも精一杯頑張って切ったけど、上の線が直線にならなくて、誰かがかじったあとみたいになった。誰もかじってないのに。

ミニはスイカが大好き。白いところに近くなったあんまり甘くない部分をいただいている。シャキシャキ音を立てて犬がスイカを食べると夏を感じる…のは私くらいか。

我が犬の すいか かじる音ぞ 涼しき  故郷離れて 夏を思ふ

あんまし…。

昨日、禊ぎの時間について書いたけれども、年がいってから成功するひと、自分のやりたかったことをやれるようになるひとって案外いる。(割合はわからないけれども)。

あるメイクさんが独特の美容法で売れたのは、60才のことだった。映画デビューしたのが、57才のとき、というカメラマンがいらっしゃる。50代の末でブレイクした漫画家さん、現在80代だけど、巨万の富を築いていらっしゃる。若い頃に売れて、ぱっと出て消えるより、(社会から消えても人生は続くからね)、長くやってきたことで、晩年認められる…というほうがいいよね。

自分を慰めているだけじゃなくて。ホントにそう思います。先日、50代の末から映画に入った方と話したけれども、見た目も考えたかも非常に若々しく、しかも映画に対する情熱が熱い。ああ、情熱に年齢関係なしなんだな、と深く思った。この方はすでに60代であるけれども、売れっ子さんで、次々と仕事をしてらっしゃる。その上、自分のやりたかった企画を通してもいらっしゃる。話していると元気を頂くことができた。

そんなわけで、現在まだ、禊ぎ期間中の私であるけれども、やっぱり、焦らず、地道にできることからコツコツやりましょーとあらためて思うのでした。スイカを食べつつね。

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