「Lの世界」のおかげで、寝不足気味の日々が続いております。DVDがあるとあるだけ見たくなるから、まずい…。
今月はあるクラシック音楽に関連した番組を作るので、今日は、テーマになる曲を聞き、資料を読む。正直、クラシックにはうとい。知識の蓄積もなければ、持って生まれた音感もない。大丈夫なのか?まあ、「歌え!」とか「踊れ!」といわれているわけではないから、資料を読み込み、そこからドラマ的なテーマを引き出せれば、いけるかな?と自分をなだめている。それに、資料を読むと、作曲家がその曲を作るに至った経緯などを知ることができて、それはやはり面白い。
音楽家でも絵描きでも、芸術家の人生って面白いんだよね。作品自体を楽しむのも好きだけど、背景を知るのも好きです。売れない時期があったり、作品からは想像できないような性格だったりするのを知るのは、興味深いものだ。が、
作り手側の事情を知りすぎることは、時に下世話な興味に傾くことがあるので、そこらへんは気をつけたいところです。あくまで作品は作品、作者は作者であるのだから。
たとえば、現在、「Lの世界」にはまってますけれども、するといろいろな情報を得るようになり、プロデューサーのひとりが、レズビアンであるとカミングアウトしている…なんてことも知り、そうか、やっぱり、そうじゃないとあそこまで真摯に描けないよな…と納得したりもする。が、それはそれだ。出演者のうち、だれがほんとにレズビアンだとか…知らなくてもいいような気がする。それより内容を楽しみたい。
ドラマのなかでは、回を経るごとにシェーンのファンになっている。もはや、シェーン見たさで見ていると言っても過言ではない。シーズン1では、思いっきり不幸の影をひきずっていたシェーンも、第2シーズンになると、美容師として成功を始めるし、ヘアスタイルも変わったし、全体的に明るくなった。それはそれでいいんだけど、どっかでシーズン1の頃の、捨て猫的な感じが懐かしかったりする。どこか、シェーンには、イタイ感じのままでいてほしい気がする。
と、勝手なことを考えていたら、シェーンって一番人気だったのね。「Lの世界」のWEBサイトに行って、知りました。そか、やっぱり、多くのひとがああいう女性にひかれるのね。なぜか、軽くシュンとする。まるで、実際にライバルがたくさんいると知ったみたいに…。私だけのシェーンでいてほしかったわ…なんてね。
「好きになったひとにたまたま奥さんがいただけ」みたいなことを、言っていた女優さんがいたように記憶するけど、「好きになったひとがたまたま女性だっただけ」ってこともあり得るだろうな。恋愛ってそういうもんかもしれない。これは道にはずれているからやめよう…そう思ってやめられるならやめればいい。やめられないからこそ、恋なのだと思う。
久しぶりにそんなことを考えてしまった。
生きるのは面白い。いろんな作品に触れるのも面白いです。クラシックの番組やるために、資料読んだだけでも、面白いもんね。日々、学習なのだった。
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