山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

泣けてしまう夜。

えっと、さっきまで泣いてました。

なんで泣いていたかというと…その前に、今日はひとつ、うれしいお知らせ。

今年の6月まで読み切り小説を連載していた、ファッション誌「MISS」のブログに、お世話になっている編集者の方が、新刊「まじめなわたしのふまじめな愛情」の感想を書いてくれました。とてもほめてもらえて、うれしー。

よろしかったら、ここへ、行ってみてくださいな。

このようなあたたかい心遣いをいただけて、気持ちがやわらかくなりました。

そんな日になんで泣いていたかというと、おめでたい話なんですけれども、年末に出版されそうな次の次の小説のゲラチェックをしておりまして、自分で書いた小説、読んで泣いているのでした。(おめでたいでしょー)。

でも、少しだけ言い訳させてもらうと、この小説のテーマには、大きく「動物の命」をもってきたので、そして、ちょうどこれを書いている最中にカナ(犬)の具合が悪くなり、カナは私の机の下でずっと寝ていたんです。そして、小説が書き上がった頃に待っていたかのように、倒れ、私に後悔させないようにか、10日間みっちりした看病期間をくれて、天に昇っていったのでした。

このような、カナの死と、小説のなかの動物たちの生死が重なりあい、ついつい涙が出てしまうのでした。動物相手だと素直になれるもんですから、全編結構、自分的に泣けます。いや、「泣ける」のを目指したわけでは全然ないのですけれども。

というわけで、結構順調にゲラチェックが進み、泣いたけど、今は、気持ちが清々しているのでありました。

おめでたいでしょう。

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