山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

仕事に選ばれる。

いろいろへこんでおりますが、そのことをここに書いてもなんの解決にもならないし、これを読んでくださる方にとっても、なんの楽しみにもならないと思うので、へこんでいる話は書かないでおきたい。

しかし。

自分は一度反省モードというか「自分なんてダメだ」に入るとなかなか抜けることができない。すぐひきずってしまう。これって、やっぱり多くの人と関わる仕事には向いていないってことなのかな。ひとりで黙々とできる仕事がいいってことなのかな。たくさんのひととする仕事も好きなんだけど…。
あー。つい愚痴っぽくなる。

自分にどんな仕事が向いているか…みたいな問題って、結局自分が決めることではなく、仕事側が決めることだろうか。ようするに、発注のある仕事が自分に向いているってこと。その分野で誘われないってことは、それは向いてないってことかもしれない。もちろん、ひとは自分のしたい仕事をすればいいんだけど、やりたくても、発注がなければできないよね。ここの境目は難しい。

自分は小説家になりたかった。最初に文学の賞をもらった時点では、とりあえずスタートラインにはたてた…と思った。でも、その後、なかなか本にはならないし、執筆依頼もなかった。それはきっと「必要とされていない」ってことだったんだろうけど、その後もめげずにいろいろやっていたら、チャンスが巡り、小説の本は、4冊まではとりあえずこれた。(年内にもう一冊出ると思うので5冊かな)。今のところ、以前よりは、必要とされてる感はあるけど、たいへん必要とされているわけじゃない。

えっと、なにが言いたいかというと、仕事は自分が選ぶものでもあるけど、仕事から選ばれるものでもあるのだな…ということでした。しっかし、選ばれるためには、とりあえず立候補して、やれることをやってみせるしかないわけで。じっとしてて選ばれるはずもなく。うー。

すみません、少しへんになっています。