山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

自由とサボりの境界線

今日からクラシック番組の編集。昨日までやっていたwebドラマの仕上げも残っているので、いろいろ重なりつつ、綱渡りのように働いている。

しっかし。編集マンがいるので安心だ。編集マンというのは、編集してくれるひとのことだ。雑誌や本の編集のひととは、漢字は同じでも、仕事内容は全然ちがう。本や雑誌の編集者というのは、テレビや映画におけるプロデューサーに近い。こういう内容にしようとか…これがちがうとか、ざっくりしたことを言って導いてくれるのだ。

映像の編集者とは、文字通り映像をつなぐひとのことである。たくさんある素材(撮影したもの)のなかから、ベストな映像をつなげていくんですねー。ドキュメンタリーの場合、自分で編集することも多いんだけど、自分でやるとやっぱり時間がかかる。なぜかというと、ひとつには、自分で撮ったものだから、クールに選択できなかったりするのね。事情がわかっているから。この映像はあんなに苦労して撮ったんだ、使わないのは惜しい…と思ったりする。

そして、もうひとつの問題は、ひとりで編集していると、調子のいいときはいいけど、そうじゃないときは、とことんサボるからである。編集室という小部屋にひとりでいると、サボり放題なんですね。ぎりぎりまで、誰にも注意されないので、編集期間が10日あったら、8日さぼり、残りの2日で徹夜して作る…なんてことになったりする。

が、プロがひとりはさまることで、毎朝予定時間に編集が開始され、どんどんつながっていくんですねー。いや~楽です。

明日は編集とちょっこりロケもあったりして、慌ただしい一日でありましょう。今日、赤坂歩いていたら、やたら賑わってていて、なぜだろうと思ったら、フライデーナイトであった。その上、連休の始まりでもあるのね。

くくく。

夏休みもままならないのに、この世のひとは秋休みなのか?週末であることも土日であることも、まったく気づかなかったョ。働き者であることよ。

夜になると涼しくなり、散歩が楽になりました。でも、まだ、もう少し夏でいたい気持ちもある。衣替えとか面倒だし。

もう、海には行けないんだろうか。