山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

感謝の日々。

昨夜は深夜より仕事を始め、朝方終わり、眠って、昼過ぎに起きて、お風呂入ってご飯食べて、夕方から仕事へ。帰宅は深夜でした。ちと疲れました。が、

最近、しみじみ、自分は幸せなのだ、この状況にもっと感謝しなくてはいけないと思うようになった。なぜ、そう感じるかといえば、立て続けに、友人のたいへんさを目の当たりにしたからである。ひとりの友人は重篤な病気にかかっている。ひとりの友人は、火事にあっていた。

「ひとの不幸を見て、自分の胸をなで下ろす」というのは、とてもあさましいことである。だけど、自分が言いたいのはそういうことではない。少なくとも、自分は「胸をなで下ろしている」つもりはない。何を言いたいかと言えば、自分の現在のとりあえず平和な時間というのが、たまたま与えられたものに過ぎないということだ。

健康も仕事も愛情も、「たまたま」与えられたものであること。それはとても幸運なことであること。そのことに、もっと自覚的になって、感謝して生きていかないとだめだ…と思ったのである。

とかく、「なんでこんな目に合うんだよ」とか「毎日、つまらん」とか不平を言いがちである。そんなの言い出すときりがない。なんだって不平の種になるのだ。が、冷静に考えてみよう。今の自分のある状況はとてもラッキーであること。それに感謝すべきなのだ。慢心していい気になって、「もっといい目にあいたい」と思っちゃだめってこと。

そういうことを考えました。そうやって世界を見ると、基本的に優しい気持ちになるし、怒りも収まるような気がします。

殊勝な気分の月曜日。