山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

流星の絆、ラブ。

昨晩は、へとへとになって、テレビ番組の構成を書いた。久しぶりに、うまくいかなくて、「できません」とPに電話しようかと何度も思った。こんなこと…正直久しぶり。

長い間、いろいろ仕事をしてきて、大変なときもあるけど、たいていは始めてしまえばまわりだし、だんだんうまくいき、あら、私って天才じゃん、などといい気になって書き上げることが多かったんだけど、今回ばかりは苦しんだ。なんでかな。

ひっかかりがあるまま、進めるとそうなることってある。割れ窓理論のように、小さな不具合がやがて大きな破綻を生むように…。まあ、それでもなんとか一応仕上げて寝る。数時間の睡眠のあと、会議へ。これもまた、5時間くらいかかって、疲れきった。ふーふー。

それでも、帰りに買い物して、家では、和食を作って食べました。すげえ、眠い、眠くて死ぬと思ったのもつかのま、30分ほど寝る。が、22時に起きる。なぜなら、「流星の絆」が見たかったからでした。今度のクールの一番のお気に入りだ。なんたって、二宮和也くん、いい。芝居も顔もみんな好き。ファンです。そして、戸田恵梨香ちゃんもすごくいい。一度、仕事したことがあるけど、まじめで、仕事熱心なカワイイひとであった。あと、三浦友和さんが出てくるたびになんか、嬉しくなる。お、出てきたな…と。そして、一緒にいるお笑いの設楽というひと。このひと、芝居うまいなー。役者さん、嫉妬しちゃうよなあ。あっと、要潤のことも書かないと。いい、いい。面白い。そうだ、尾美としのりを忘れちゃいけん。彼も好き、面白い。というわけで、絶妙なキャスティングと安定感あるクドカンの笑いたっぷりのシナリオで、殺人事件の犯人が誰かってことなんて、割とどーでもよくて、シーンごとに楽しめるのであった。

なんかさーもう、ドラマってこういう感じなんじゃないか。あらすじとか犯人とかより、そのシーンシーンのやりとりが面白いことが命じゃありませんか。だって、ストーリーはやり尽くされ、どんな事件にもどんな犯人にもびっくりしないもの。それより、シーンごとの会話や動きや美術セットなどで巧みに楽しませてほしいと。少なくとも自分はそう思うようになっている。これって、元を正すと、案外「時効警察」が作ったことかもしれないけどさ。

もちろん、まだ、「ストーリー命」「事件好き」「犯人は誰?」を好む、本格ミステリー系っていうんですか、火サス系(もうないけど)っていうんですか、そういうファンもたくさんいらっしゃると思いますが。

ふうむ。だかさー昨晩、自分書いてたことが楽しめなかったのかもしれない。シーンごとにあまりふざけられなかい仕事だったから。ちょっと教科書作っているみたいなんでね。依頼されて引き受けた以上は頑張るのだけれども。

そんなわけで~今夜は熟睡の予定です。でも、DVDの「ダメージ」がTSUTAYAから送られてきた場合、(まだ、郵便ポスト確認していない)、見てしまうだろうなー力つきるまで。しかもさー、今回は、シーズン1の残り全部借りてしまったよ。えっと、たぶん4本くらい。それって、単純に8時間です。

どうなのか、見てしまうのか。寝るのか。明日は土曜日。見てしまわないと約束できない自分がすでにいるのであった。