山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

海の快感。

今日はロケハンで、海に行ってきた。

横殴りの雨、吹きすさぶ猛風…というわけで、海、しかも、岩場の海岸に行くには、もっと不適切な日である。案の定、海岸を歩いただけで、下半身ずぶ濡れ状態。お昼に入った食堂で、ストーブの前で、Gパンを乾かすことに。

かようにハードな状態であったとしても、海に行くと気持ちがよくなる。高ぶる…というのともちがい、落ち着くというのともちがう。が、なにか楽しい感じ、うれしい感じがする。たとえ嵐のなかでも。
なぜだろう。これは人間にあるいは生物に共通の感覚だろうか。それとも人間、あるいは自分特有?

すくなくとも、猫などは海をそれほど好きってわけじゃなさそうだ。いやしかし、港に住んでいる猫は案外多いが。犬は、基本、海好きだろう。それはうちの犬だけ?広いところで走れるから好きなだけであって、都会育ちでなければ、「海だー!」って喜ぶのは普遍的な反応じゃない?

よくわからんが、すくなくとも、生物であり、動物であり、人類である自分は海が好きだ。海のそばが好きだ。久しぶりに海風に吹かれたので、身体がふっと軽くなった。海はいいもんだ。

帰宅し、夕食後、ばたりと眠る。早朝起床(といっても、午前8時だけど)、陽が落ちると眠くなる。2時間ほど爆睡。目覚めて、これを書いている。明日から週末だけど、基本休みという言葉はない。とにかく、映画の仕事だけ、当分やりたいなー。いろんな他の出来事、なるべく、避けて進めたらいいのに。

二時間寝て、今は、すっきり。風に吹かれて、さっぱりした。