山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

決定稿をつくる。

今日もいろいろ働く。

午前中に、アイドル系の女子に会い、午後は美男俳優さんに会う。軽く本読みをしたけど、すごいイメージばっちりで、うれしくなる。瞬間的にその世界が構築される。さすがだ。

その途中で、小説の打ち合わせもしつつ、いろんな細かいことも決めつつ、夕方、帰宅。すこし眠る。午前中から働くと、夕方眠くなるという、幼稚園児のようなかよわさだ…。

目覚めのあと、最後の脚本直し。なんども本読みを重ねてきた結果を反応させる。脚本段階でいいと思っていても、実際の役者さんに読んでもらうと、はまるセリフとそうじゃないセリフが出てくる。演じる役者さんにぴったりくるように直していく。映像が浮かぶように。これで、やっと決定稿だ。かなりシェイプされてよくなったと思う。(自画自賛)。

自画自賛…と今書いたけど、自画自賛できないと、映画なんて撮れない。自分に疑問を持ったままだとひとを説得できない。自分の信じるところを進まないと。それはある種とてもしんどい行為だ。自分を貫くのは、一見楽のようだけど、貫き通すのはたいへんなのだ。投げかけられた疑問を解決していかないといけない。相当タフじゃないとできないのだ。

が、しかし。それが楽しみでもある。それを楽しんで、もっとスイスイやれたらいいけど、自分、まだまだ。いっぱいいっぱいのなかで、やっとります。迷いつつ、考えつつ。あらゆるシーンのあらゆる動きを何度も何度も想像して、洗い直して。

がんばりぬくぞー。