今日は、一日、家で作業。
映画の仕事はお休みにして、小説の最後の直しをする。いろいろ直しがあるんですねえ。まずは、事実関係とずれているような部分を確認して、直す。書くときに取材して、確認しているはずなんだけど、いざ、書いてみると、微妙に違っていたりもする。そこらへんは、専門家の方にチェックしてもらわないとわからない部分もある。
夜になって、ストーリーの要の部分を手直し。事実関係の直しは、まあ、言ってみれば簡単だけど、ストーリー部分は、大事業である。そうそう簡単にはいかないのだ。とはいえ、長くテレビをやってきたせいか、「直し」に慣れている。テレビの仕事は、「直し」を前提としたもの…と言っても過言ではないくらい、しょっちゅう直しがでる。そう言うと、自分がダメみたいに思われるかもしれないけど、そうじゃなくて、テレビって、個人の芸術を披露する場所じゃないから、いろんな要請やら、チェックやらが働くので、「直し」は多いんです。ので、どっか慣れている。つくるひととしては、それに慣れてはいけないんだし、そもそも、小説を書こうと思ったのは、テレビの不自由から解放される場所がほしかったからなんだけど…。
もちろん、小説の直しは、テレビの直しとはレベルが違う。基本、自分だし。だからこそ、難しいとも言える。指令通りにやればいいってもんじゃないしねー。と、余裕かましてるけど、まだ、書いてません。コラ!映画のスケジュールを考えると、今夜が小説を書ける最後のチャンスなのだ。この先、どんどん忙しくなり、自分の頭のなかも、映画のことでいっぱいいっぱいになり、他のことを考える余地がなくなると思う。だから、なんとか朝までに書き終わらせないと。
最近、午前中に起きることに慣れ始めたというのに、戻りたくないなー。が、どうも、24時過ぎないと小説書けない自分って…。
ぐわんばる。